我がK12銀ガエル号、前後のサスはタワーバー(って言うのかな?)で固められていました。
ビジュアル的には、いかにもイクゼっな感じになるのですが、ホントにイケテルのか?と考えちゃいました。
写真は、リアのタワーバーを取っ払ったところです。
左右のダンパーを繋いでダンパーに掛かった力を分散し、ダンパーの無用な倒れを少なくする為に取付ける物なのでしょうが、固定方法がチョットねえな感じです。
3mm位の青い鉄板をダンパーラバーの間に挿んで締め上げ固定する構造で、左右をがっしり固定する為にはダンパーラバーをかなり締め上げる必要が出てきます。
イチオ〜、ラバーのセンターにはスチールのカラーが入っていて、ラバーをあまり締め上げない様になっているのですが、タワーバーの鉄板を挟んじゃうと、ラバーが余計に圧縮される事になります。
ここが面白くないところで、ダンパーはサスの上下運動で微妙に傾く動きをするのですが、ラバーを硬く締め上げてしまうと、この動きを阻害してしまう心配が有ると思うのです。
ダンパーロッドが撓んでしまう心配も有ると思います。
セブンに使っているダンパーをイメージしてみてください。
ダンパー上下(軸)方向の動きはベアリング等でキッチリ押さえていますが、傾き方向はかなりフリーになっています。ダンパーロッドに曲げの力を入れず動かす事が大事な事がわかると思います。
ですので、ダンパーラバーを締め上げすぎて傾き方向の自由度を無くすのはあまり良くない事だと言えます。
と言う事で、外しましたが、影響度は感じられませんでした。(笑)
(ショック固定ではなく、パネル側で固定してあげればOKですけど)
Posted at 2016/07/05 22:43:06 | |
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