通勤途上なつかしい車に遭遇しました。しかもキレイ。
サニーのカリフォルニア(カルフォルニアかな?)ですね。ライトバンではなく、ワゴンってジャンルを提案し始めた最初のクルマじゃなかったかしら?
キレイに使っておられるオーナーの方も結構コアな装備をしておられ、一家言ありそうとお見受け。
サニーも大事にされ、幸せでしょうね。
で、ワタス、ペーペーだったころ、この車のバンパを試作しておりました。
910の次に作ったバンパで、裏面につける横リブのヒケを目立たなくするため、この様なスジスジにしたと記憶しております。材料はゴム分が入ったPP樹脂で、現在の車に多く使われているPPの元祖のような材料でした。
ブロックコポリマーの8番なんてやつで、元を正せばビールの箱に使われていた黄色のプラスチックですね。ですから、丈夫で壊れない。塗装が出来ないけど耐候性も結構良い(って30年もハダカで保っているのでOKですね)
しかし、いまのPPと違ってフィラーなんて入っていなくって伸び縮みが多かった。
「お前なあ、フェンダーとのスキどうすんだよ」なんて言われた事も有りました。コーナーをおさえて、何となくセンターを膨らませる感じでごまかしたような記憶が有ります。
樹脂との付き合いは長いのですが、このB11の様に、長く使われている製品を見ると安心しますね。
Posted at 2015/07/21 08:52:59 | |
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