幼少の頃、脳裏に焼き付いたレーシングカーがロータス23です。1963年の第一回に本グランプリに現れた白いペッタンコな車、小さくて速かった。
車は1962年に発表されたと言いますから当時最新鋭のレーシングカーだったのでしょうね。フォーミュラジュニアのフレームを広げて1000ccクラスを積むミッドスポーツレーシングカーでミッションは4速、ワーゲンの逆さまやルノーのミッションを使ったのだそうです。
エンジンを見ると見覚えの有るロッカーカバーですよねえ。(笑)
そうケント、正確に言えばプリクロスフローのケントってか、コスワースフォード(105E)を積んでいます。OHVでっせ。(笑)1100ccエンジンで100hpだそうです。
ミッドなんですけど細いタイヤの感じはクラシックですねえ。フロントサス周りは、セブン号そっくりですね。車重は400〜450Kgだそうです。
性能はどうなの?って。
ヤボな事聞いちゃいけません。(笑)
出た年のルマンに出場するのですが、クリアランスが足らんだの、低いだの、曲がらないだの、タイヤの取付けがおかしいだのだの、いちゃもんが付いて出されなかったぐらい凄いのですよ。チャップマンはキレちゃって「もうルマンなんか出るもんか」と、それからずっと出なかったそうです。
まあその位凄い車(ってクラブマン的スポーツレーシングカーとしてだと思いますけど)だったようですよ。
しょぼいエンジンでも(って失礼)軽くって小振りで、空力的にも優れた車体が有れば、素晴らしい車が出来るんですねえ。
なんでかエゲレス人は、こうゆうの考えるの得意ですね。
Posted at 2014/05/31 02:55:04 | |
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