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73sevenのブログ一覧

2011年12月06日 イイね!

ウェーバーのジェット  Weber jets

ウェーバーのジェット  Weber jets









先週ポチっとしたウェーバーのジェットが届いておりました。
おお!これでセッティング出来るぞってな具合です。(ま、来年動けばですが・・・)
譲ってくれた持ち主は86乗りらしいってことは、結構古いジェニューンパーツ、奇麗にしましたよ。(笑)

ここには画像の簡単な説明

禁断のサンポール洗いです。2倍くらいに水でうすめた液の中にジェットを漬けると、数秒で奇麗になってきます。脱亜鉛で赤っぽく銅の表面になっているところは、漬けておいても奇麗にならないので適当に切り上げます。
よく湯せんして乾かせば完成!。

ここには画像の簡単な説明

で、銅な部分は真鍮のブラシで軽く擦れば奇麗になりました。
165番のMJと55F9のIJ、さてさてどんなセッティングが出来るのか楽しみです。

あしたごろ、チャイナルートで例のオバカなブツが届く予定。
こちらも楽しみです。

Posted at 2011/12/06 21:44:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | carburettors | クルマ
2011年12月04日 イイね!

ミクニ 392 アマル キャブレター Mikuni Amal carburettors

ミクニ 392 アマル キャブレター Mikuni Amal carburettors












モーターショウで確認が取れた事が有ります。
ミクニが国産化したアマルキャブレターに付いている392との番号の意味です。
当時の三國商店をもじって392との説やらシリアルの392とか言われていたのですが、これは、社名をもじって392(ミクニ)なんですねえ。(笑)

全ての混乱は、上のコピーの様に300番台のシリースが有ったからではないかと思います。392もシリーズじゃないかと、時間が経つに連れて言われ始めて来たのでしょう。
昔のモーターサイクリストかなにかでは392はミクニのことだと言われていたのですが、冗談で付けるか?と思うとったのです。(笑)
しかし、今回のモーターショウでミクニのブースで疑問が解けました。
(冗談でつけたな。)

ここには画像の簡単な説明

みんな392です。(笑)
さてさて、アマルと言えば、あこがれがGP(TT)キャブです。ヤマハのTD1に別体のプラプラするフロートがついたキャブを見た記憶が有ります。たぶんミクニ製のキャブだと思います。当時は何で良いのか判りませんでした。( CRの前の古いキャブってイメージ )

ここには画像の簡単な説明

こちらは、その流れを汲む別体フロートを持ったアマルです。(GP3?)トラボンネに付いていたと記憶しています。デロルトにもGPキャブは有りましたよね。

ここには画像の簡単な説明

アマルGPのスゴいところは、全開にするとノドチンコも無い位にストレートになっちゃう事だと思います。
スロットルピストンは薄い円筒なので、スロートにほとんど凹凸が出来ない。
本当のレースキャブです。ベンチュリーって概念無いんでしょうか?ストレートです。

てなことで、392はミクニの392ということで記憶にトドメたいと思います。(笑)




Posted at 2011/12/04 16:02:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | carburettors | 日記
2011年11月01日 イイね!

負圧って何だ?

負圧って何だ?









キャブレターの原理を霧吹きにたとえ、勢い良く吸い込まれる空気でガソリンが吸い出されるのは、ベルヌーイの定理から説明している例が多い。つまり、空気の流速が速くなると負圧か高くなると言う説明だ。
しかし、なぜ空気が早く流れると圧が減るのか??この最もキモとなる処が良くわからないので調べてみた。
カギは空気(気体)の圧力は、何からもたらされるのか?という事になる。

地球表面の大気圧は1気圧で、高度が高くなるにつれ圧力は減り、宇宙空間ではほとんど0になっている。空気の重さが圧力とも言えるわけだが、本当は空気中に含まれる窒素や酸素等々の分子や他の粒子が運動し、それらがとじ込まれている容器の壁に衝突した力の合計が壁を押す力、すなわち圧力になっていると言われている。付け加えると、温度が上がれば粒子の運動は活発になるので圧力は高くなる。
粒子の運動で圧力が生まれているわけだ。
風船に空気を入れる場合を考えてみよう。空気を吹き込むと丸く膨らみ、中の圧力は高くなっていく訳だが、これも吹き込まれた粒子があちこちにぶつかり、ゴムの壁を押すので、平均して丸く膨らんだ状態になると言える。

話を進め、勢い良く流れる空気の状態を考えてみよう。気流中の粒子は流れとともに移動するので、一方向の運動になる。流れの無い部分の粒子はアチラこちら勝手に運動して、その場の圧力を作っているのだが、粒子の運動が一方向になっている流れと、流れていない周りの空気との境界では粒子の運動が崩れた状態になる事が判ると思う。つまり、流れの廻りの粒子は勝手気ままな方向に動き、流れの中の粒子は流れ方向に動く状態になっているので、流れの外側の粒子の運動は流れに向かっても作用する形になるので、流れている方向に圧力がかかる。つまり、流れの空気は周りから圧力を受ける形、つまり負圧になっている状態になるわけだ。

このメカニズムは実験的にも確認出来る。
左右の手で紙を一枚づつ持ち、その間に息を吹きかけると紙の状態はどうなるか?実験してほしい。
2枚の紙は勢い良く流れる空気にも関わらず隙間が詰まるはずだ。つまり、流れのある部分に向かって周囲の空気の粒子が動く形になり、紙を流れの方向に押す事になるり、内側の流れの部分は圧力が下がっていることになるのだ。これで勢い良く流れる空気で水を吸い上げる霧吹きのメカニズムが理解出来たと思う。
(ッて書きましたけど長文でしつれいしましたぁ)
Posted at 2011/11/01 00:25:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | carburettors | クルマ
2011年10月26日 イイね!

キャブレターに思う事

キャブレターに思う事









キャブレターについて思う事。

長年連れ添ったキャブレターではあります。
付き合う事が多少時代錯誤な部分も出てきた事は否めないワケですが、さりとて縁を切るつもりも無い。
しかし、充分理解しているかと問われれば多少自信が揺らぐのも事実。
と、思うこのごろ。

であればもう一度キャブレターについてお勉強してみようと考えた秋の夜長、今まで溜め込んだ資料や本を集めてみました。
さてさて、マニュアル本から工学書まで色々有る訳ですが、理解を深めようとマニア的な視点で読み直してみると、キャブレターの深淵に迫っていない部分も残っていることが気になり始めました。
ならばワタスが調べてみようと思い始めた秋の夜長であります。

たとえは、キャブレターは霧吹きの原理でガソリンを吸い出すとか、ベンチュリーで吸い出す等のあっさりとした表面的な説明は有るのですが、何でそれらの仕組みでガソリンが吸い出されるのか?本質に迫っていないと思うのだなあ。
本質に迫れば先を照らす光明は得られるのか?
なんて、まあどうでも良い事かも知れませんが、今更聞けないキャブレターの疑問点について調べて行こうと考えた秋の夜長であります。
Posted at 2011/10/27 00:53:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | carburettors | 日記
2011年05月07日 イイね!

技術は1日にしてならず    Engineering was not built in a day

技術は1日にしてならず         Engineering was not built in a day









キャブレターのご先祖を調べていてエンジンの迷宮に迷い込みました。(笑)

そして、ご先祖様の地道な努力が技術を発展させたのだろうなあと感心させられています。
技術発展ってヒラメキも有るけど、殆どは過去の積み重ねなのですね。
温故知新であります。

日本の社会科では、蒸気機関って言えばワット、エンジンって言えばオットーと答えれば○ではありますが、こんな事知っても何にもならないと思いますね。
どう工夫してきてエンジン回る様にしたのか?どこから技術をパクいや、インスパイアされたか?知れば知る程面白くなると思います。

で、ですよ、
最初のエンジンは、どうも上の写真のようです。
1860年にルノアール(J. Etienne Lenoir)がつくった2サイクルです。(2工程エンジンかな?)チャント点火栓が付いとる処が「チャントした」エンジンの所以であります。

燃料は、水素ガス。水を電気分解したガスを入れてボワッと燃やした様です。
ですからキャブは付いていない。回転数の調整は、くるくる回る金玉ガバナーで排気管のバルブを調整する様です。

ここには画像の簡単な説明

これが、断面図です。
スライドバルブで吸排気しています。
このエンジンは、フランス工芸博物館で拝める様です。
写真はこちらからお借りしています。
http://www.arts-et-metiers.net/musee.php?P=191&lang=ang&flash=f

このビデオ、昔の人の知恵が色々と学べていいですね。( Lenoirってところです)

何でスライドバルブだったかって言うと理由が有るようで・・・

ここには画像の簡単な説明

こちらは、蒸気エンジン。
動き方はこちらを参考にしてください。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Steam_engine_in_action.gif

蒸気の出入りに同じスライドバルブを使っていますね。このエンジンを見て、蒸気の代わりに水素ガス入れちゃえば良いジャン。って気が付いたのでしょうね。
電池も出来ていたしガスも有る。って技術は少しづつ進んだのでしょうね。

このような積み重ねで技術は進んできたわけで、技術は1日にしてならずであります。

そうそう、こちらにも金玉ガバナーが付いとりますね。
この一物はチャブが発明されるまでプルンプルンと?回り続けていた様です。(笑)



Posted at 2011/05/07 15:00:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | carburettors | 日記

プロフィール

「ショックしょっくダンパー??? http://cvw.jp/b/469643/48622804/
何シテル?   08/27 17:38
皆様はじめまして。オートバイやら車が好きで、我がバーキン号は育成14年になりました。DIYでどこまで理想に近づけるかがプロジェクトとなっています。宜しくお願いし...
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