ミシンの組み立てに入ったのですが、天秤カムの固定が上手くいきません。
たしか分解の時は、テーパーピンを抜いた事までは覚えているのですが、イモネジを外した記憶が飛んでいます。
ボケたか・・・・?
よくよく観察すると、本来入るはずのイモネジが入りません。更に良く見るとねじ穴にねじの皮が残っています。外してみると、大昔に修理した人がネジが取れなかったので揉んじゃったみたいです。(乱暴な修理ですね)
ネジの皮を取り出して新しいネジを入れてみますと・・・・
途中で完全に回転がロックしちゃうのです。山が崩れて回転が徐々にキツくなる感じではなく、ピタッと抱きつく感じ。
ハハン。これは修理以前の問題だぞ。ねじ切りが甘い。
どうも最初からネジが不完全に切られているようです。切り直す必要が出てきました。
タップを手に入れないといかんな。
ミシンのネジは、JIS化されているのですが、何故かシンガーのインチネジをまねちゃっています。そしてシンガーのネジは、1860年の終わり頃に独自の規格で作っちゃったネジですので、今のインチネジとは違う規格なんですねえ。
必要なサイズを調べてみたら15/64インチで1インチ当りネジ山が28。こんなタップ有るのか?
ネットでググると、大阪の中古機械屋さんの有る事が判りゲット。ヤマワのタップです。(嬉)
(大阪ってミシンの下請けさんが多かったのでまだ残っていたのかも知れませんね)
で、無事ネジ穴貫通。
さてさて、今度は15/64のイモネジ、何処から入手しようかなあ?
Posted at 2014/08/14 20:32:55 | |
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