スタンダードのベアリング(右)は、スチールのバックプレートにアルミ系?
のメタル材が薄く付けられたものでした。
これがブロックに取り付けられクランクシャフトのスラスト力(クラッチを切る力等)
を支えているのですが、チョット約不足と考えた訳です。
重クラッチの踏力を測ると約20Kg。ペダルやらレリーズレバーの倍率を考えると
クラッチの切り力(スラスト)は500Kgを超えるのでは?と考えたのです。
そこで考えついたのが、耐摩耗性の良いアルミブロンズ(ALBC2)でメタルを
作る事でした。
幅をぎりぎりまで広げ20%位面積を稼ぎました。(左)
突っ切りバイトでカットするのですが、滑ってなかなか削れません。
今のところ不具合は有りませんが、もう少し柔らかめの材の方が
良かったかなあと考えたりもします。
もうしばらく様子見です。
クラッチを切った時にクランクシャフト(フロントプーリー)が前に動きませんか?
ケントの場合0.3mmが許容値ですので、ガタが有る場合、このメタルが減っている
可能性があります。
確認されては如何でしょうか。
Photo
I made a thrust metal from aluminum-bronze (ALBC2).
This metal is made wider than original,so i believe it reduce
the thrust road from heavy clutch open force.
Posted at 2009/01/03 14:27:58 | |
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Ford kent crossflow mod | 日記