こまかな話が続きますがご辛抱ください。
オイル漏れの原因は、バルブシールが外れ動いていた為、強制的にオイルステム
とガイドの隙間に送り込まれていたからのようです。
シールは弾力でガイドに嵌められているだけ。
しかもはめ込み量を少なくしてしまったため揺るんだと考えました。
あれこれシールを探し集めてみました。
内径が5/16インチ、ステム径が12mmで高さが低い物はなかなか揃いませんでした。
左端の白いテフロン(PTFE)製の物がどうにか付きそうです。
パーフェクトサークル(PC)のシールと言えばNASCAR等では有名らしいのですが、
殆ど弾力が無く堅いプラスチックの削りだしで作られているものです。
潤滑に必要なオイルフィルムが出来るのかチョット心配でしたが、まあレースで
使っているのだからと人柱になる覚悟を決めました。

で、加工やら部品が揃ったので再び組み立てです。
気がつけばボルトオンのはずのアルミヘッドですが、バルブシートカットから
ポートの拡大、ステムのカット、バルブポケットの加工、プッシュロッド穴の拡大、
プラグ穴の座グリ、エキマニスタッドの追加等、殆ど加工するはめになっていました。
フォーミュラフォード用ですので、小さなバルブを使えば何もここまで作り替える
必要は無いのですが困った性分ですね。
(10.06.05 写真サルベージ)
Posted at 2009/01/11 10:03:11 | |
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