部分写真では物足りないご仁も多いと思われ資料を引っ張り出しました。
Alfa Romeo giulia TZ2 ( Tubolare Zagato ) が正式の名前のようです。
形がフェラーリ250GTOとそっくりなので小さなGTOと呼ばれたそうです。
それもそのはずで、ボディのデザインはGTOと同じカルロ キティ、ジョット ビザリーが担当、同じノリで作っちゃったんでしょうね。(笑)
コブラのデイトナクーペもそっくりな形をしていますね。
このリアがスパッと切りとされた形状は、コーダトロンカ( coda tronca )と言われ、当時先端を行く空力理論を採用しているからなのだそうです。
ハード的には、当時はやり出したGFRPボディをマルチチューブラー(Tubolare)フレームに被せ、ジュリアのエンジンをベースに2プラグ化、CRを11.4まで高め、1570ccから170bhpを出していたそうです。
車重は630Kg、最高速度は250Km/hを超えたと言われます。
しかしながらライバルのポルシェ906の後塵を拝した事が多かった様です。
写真のTZ2はランプ周がTZ1に近い形状で、リアフェンダーも少々グラマラス。
同じモールドから起こされたボディなのですが、同じ物が無いと言われる位細かな部分はラテンなノリで作っていた様です。(笑)
車のドアハンドルとは思えない形状ですが、白く柔らかく光るアルミの質感と華奢な形状が妙にマッチしていると思いませんか?(って、変なところに萌ェ~であります。)
Posted at 2009/04/12 00:03:50 | |
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