オバカなブツ、第2弾です。
ちょっと信じられなかったのですが、マツダブランドのハンドタコメーターです。東芝さんでもタコメーター作っていたのですねえ。文字盤の漢字からして、たぶん1940年代ぐらいの造りではないかと思われます。
以前入手した
3速タコと同じくらいの大きさです。
中身はこんな感じ。
下側のアルミ弁当箱の様なカバーを取るとダイキャスト製のボディにギアユニットが取付けられています。スライド式の2速ミッションです。(笑)油が枯れていないので動く様に手を入れたのかもしれません。
不思議なイチモツがこれ。
右端のナナメッたリングがガバナーの様です、回転スピードにつれ水平まで角度を戻す事によって左のリンクを引っ張り込み、ギアで指針を回転させる仕組みの様です。何となく凝った作りでは有りますがアバウトな表示になっちゃうのでしょうね。校正なんて考えていない時代のメカですかね。
ガラス製の風防はベゼルがボディにプレスフィットされているだけでした。
折角ですので、メーター版を注意して掃除してあげました。
どうです?結構奇麗になりましたね。
中身はまだ汚れたままなので、分解は老後の楽しみに取っておこうと思います。有り合わせのプラスネジを使っているところも有るので、こちらも直して行きたいと思います。
3速タコよりも造りは華奢で、モノの無い時代に作ったものかもしれません。
たまたま、タコメーターの事が頭に浮かび、ネットで見つけることが出来たのですが、面白い巡り合わせだと思いました。(神様のオボシメシかな?)
Posted at 2011/12/15 22:49:05 | |
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