ライラックのフライホイール/クラッチのご紹介です。
V型LS系のエンジンには自動車と同じ乾式単板のクラッチをもっとりますが、フライホイールがLS18とLS38(スポーツ)では異なっています。18は鉄製のフライホイールで38はアルミ製となっています。イナーシャの違いでエンジンの性格付けをしていたのだと考えられます。アルミの方がイナーシャが少ないのでピックアップを良くしたわけです。
(とはいえ、重いセルダイが付いていますからねえ)
18のクラッチは、大きなリングで組み上げる構造で、これは、範としたベルグマイスターと同じ構図と言えると思います。回転を上げ過ぎるとバラケルとか昔の人は言っとりました。(ちゃんと組めば合い口がズレない様なストッパーが付いていますので、ばらけないとは思いますが)それから、FWにバランス取りの穴が開けられたもの(多分後期のもの)もありますので、振動等にはそれなりに気を使っていた様です。
38は、アルミ鋳造製のFWです。
ボルトで組み立てるのでバラケル心配jは無いと言われていました。写真には無いのですが、アルミFWとクラッチプレート(スチール)の摩耗を防ぐスチールプレートがアルミに付く様になっています。(APのレース用と同じ構造)
しかし、クランク軸との勘合部分もアルミのままですから、思い切った設計ではありますね。
クラッチの摩擦板は直径が144mmぐらい、これは92と同じだったと思います。ナイショですがダイハツのミゼットとも同じです。(スプラインも同じ 笑)
クラッチの断続は、ミッション側からプッシュロッド(インプットシャフトの中を通る)でプレートを押す仕組みですが、何故かインプットシャフトにオイル穴が明いているので、油がクラッチに廻ってくるトラブルが多かった。多分スラストベアリングの潤滑を考えての穴だとは思うのですが、クラッチ側につけたラバーシールがあまり役に立っていませんでした。
我がケントもアルミ製FWをつけておりますが、どうも幼少期、この様な部品に親しんでいたので、偏見が無かったのかもしれませんね。
Posted at 2016/01/02 10:02:39 | |
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