そうそう、忘れていました。
混合ガスが燃焼する時の圧力がピストンを押す力もクランクベアリングで支えている訳ですので、この力もチェックしておく必要が有りますよね。
物の本に寄れば、この燃焼圧(筒内圧)による荷重、は高速で回転するエンジンの往復運動する部品の慣性力よりは小さいのですがチェックしておきます。(アバウトですけど 笑)
チューンエンジンの燃焼圧は80〜100Kg/cm2位と考えて、100Kg/cm2として54mmボアのピストンを押す時の力を計算してみます。
ピストン面積が22.9cm2位で、発生する力は2300Kgとなります。2つのシリンダーが同時に燃焼する事は無いので(426°と294°の不等間隔燃焼)、この力が前後のベアリングに伝わると考えます。気になるフロントベアリングには、この半分1150Kgの力が加わると考えられます。ベアリングの動定格荷重が1300kg程度ですのでOKじゃないかしら?(普通のエンジンでは80Kg/cm2もいかないと思うし・・・アバウトだな)
Posted at 2016/12/15 01:05:17 | |
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