どうにか作り出したアルミシリンダーについて・・・・
オリジナルの鉄シリンダーと比べるとこんな感じであります。
随分と背丈が縮んじゃいましたね。(笑)
これは、ピストンハイトが低くなったのと、ピストンスカートが短くなった関係でシリンダの高を低くできたからです。冷却フィンも1枚減っています。
重量はオリジナルが2.55Kgでアルミが1.35Kgと1kg以上軽量化出来ています。
スリーブは、Yam YZR125から持って来ましたので取り出し〜圧入の結果精度(真円度、円筒度)がチョットばらついちゃいました。ダイキャストでインサートされたスリーブ を削り取ったため(アルミの収縮応力がフリーとなったので)内径が樽型に膨らみ、これをアルミシリンダー に圧入した為に再度内径が縮んだ形になっています。
測定結果は現在まとめ中でありますが、シリンダ内径のバラツキは、ピストン運動でリングが締まったり開いたりという動きが出てしまうのでバラツキが大きい場合はリボーリングし内径を整える必要があるのだろうと思いますしねえ。
Posted at 2020/09/01 22:55:00 | |
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