チョット涼しくなりましたので、集中してシリンダボアのチェック。
オリジナルのシリンダから抜き取ってフヤケタスリーブ をモ一度圧入して締めたモノ。鋳鉄は意外に柔らかく、内径は0.1mm近くふにゃふにゃと暴れて元に戻ったと言う感じ。
こんなことで入魂のアルミシリンダー 、果たして使えるのか?と集中して測定したわけです。(笑)
で、結論。
どうにか使いこなせそうと言う感じです。(ホントかぁ?)
本当は、薄らとリボーリングして新しいピストンと合わせるのが本筋、心理的にも良いんですけどね。
ここで気にしたのは、ピストン リングの挙動なんです。
ボアのサイズが変化するとワッカが膨らんだり縮んだり変な動きをしちゃうのでまずいかと言う点です。ここらへんの基準んはよくわからんのですが他社の基準で真円度、円筒度共に0.05mm以下となっているので、とりあえずこれで判断したというわけ。
真円度(Roundness)は各測定位置(A~D)で測定値の差を見てみました。
両シリンダともに0.035mm程度。
円筒度(Cylindericity)はA~Dの測定ポイントの最大径と最小径の差としています。(ピストンリングが摺動するTop~Middleまでで比較、ボトムでスカートが暴れてもまあ良いか??なんてね。笑)
で、こちらが0.03〜0.04mmぐらい。
まあ、基準内と言う処を頼りにしてこのままで行こうと考えました。
(慣らしをすればもう少しマシになるかな? なんてねえ)
こうゆうチェックで良いのかわかりませんけど・・・・・・
(新しいピストンの財源も確保しておきましょうかね。 笑)
Posted at 2020/09/02 11:30:40 | |
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