旋盤でアルミ材に深穴加工、切り子を詰まらせちゃうとまずいと考えながら加工していたのですが、30mmぐらいの深さで急にドリルが戻らなくなっちゃったのですよ。切り子が詰まったか?
回転を止め手動逆回しでどうにかドリルを抜いたのですが、テールストックのハンドルが妙に渋る感じが残るのですよ。
切り子ではなく、スピンドルが何処でかかじった?グリスが切れた?出し入れやり過ぎ?なんてことが脳裏をよぎり、緊急保全作業を始めることに・・・。
全バラにしてチェックしましたが、グリス切れもなく特段悪いところは見つかりませんでした。強いてあげればスピンドルのクランプがちょっとせり気味で滑り痕があることぐらい。清掃して組み上げ動かすと違和感は無くなっとりました。
ということで、結果オーライ的でありますが一安心です。
異常時クランプは緩んでいたので、小さな切り子がスライド面に入り込み悪さをしたのかもしれません。
で、せっかくバラしたのですから、スピンドルのスライド面にモリブデンのドライコートをしておきました。
元よりガタの無い部分なので薄っすらとスプレーする程度にしておかないとスピンドルが入らなくなっちゃうので過ぎたるは何とやらです。(ワタスの場合やり直しするはめになっちゃいましたよ 笑)
操作感も心持ちしっとりしていい感じです。
Posted at 2020/10/13 07:42:18 | |
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