ドディオン-ブートンのサフェースキャブレター、分かりやすい資料が見つかりましたので載せておきます。(1898年)
エンジンは、サイドバルブで吸気バルブは吸入負圧で開き、排気バルブはカムで強制的に開く仕組み。キャブ内の燃料(ヘキサンを使っているみたい)を温めるパイプは排気ポートから分岐されて導かれている様です。タンク上にある円筒状の部分がスロットルで、内筒を回転し開けてある丸穴の開度調整で行なっています。(左下の図がスロットル断面)エア量の増減(左)と混合気の増減(右)を行える様になっている様です。開度の調整レバーはフレームトップチューブに取り付けられリンクロッドで開閉する構造になっとります。
Posted at 2020/11/21 22:12:09 | |
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