現在のオツムの中にある図面の一部です。(笑)
どうにか整理出来た感じかなあ?
皆様からすると、何のこっちゃ?というところだと思いますが、シリンダヘッドのロッカーアームを支えるスタンドの側面形状です。
緑線が外径、ベージュがオイルライン、その他ロッカーアームの軌跡等々。
数字は実際のブツ寸法と図面値の整合確認をした証であります。
こうして眺めると、ちょっと武骨形状ではありますが、まあいけそうな形になったかなというところです。
無論、機能部品でありますから、成立する強度のチェックもやったつもり。
ま、ここら辺の考え方が場数を踏んだ方が的確なんでしょうけど・・・
よくわからんので、材料の許容応力(耐力)値を忖度し、衝撃入力の安全係数も見て・・・出た数値を安全方向にまるめ・・・それから、現行部品の寸法から思いを馳せてぇ・・・なんてことから数値を出すとゴツくなるわけですねえ。
まあ、とは言え、軽くはなるはずですけど。(笑)
あとは、必要なカッターや治具なんかもイメージして、どうにか決心ができたという状況であります。
今日であれば、3D→CAD.CAMでサクッとやれるのでしょうが、オールドスクールな時代は、こんなことでやっとったのでしょうね。
イタリアンなギアのカタマリみたいなエンジンなんて、すごいパワーで作ったのでしょうねえ。(当時はドラフター(製図板)に向かって立ちながら図面を書いていたのですよ。オツムと体力も必要だったのでしょうね。)
Posted at 2022/02/02 08:43:26 | |
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