浸炭焼入れをしたスポークベンダーのダイスをチェクしてみました。
自作ベンダー、個人的にはマアマア行けるかなの出来だと思うとるのですが、ちょっと引っかかるところが有ったのですよ。
それは、ベンディングの肝、曲げに使うダイスなんですよ。
ナマクラな鉄で作ってあるので、80本近くのステンスポークを曲げることを考えると型がダレちゃうんじゃ無いかと・・・
で、ダイスを硬く焼き入れしたので、出来は如何にとトライしてみたというわけです。
写真左がステンを曲げたトライ品、右がベンチマーク。
ステン側、曲げ部分の左側に薄らと縦の凹みが見えますが、ダイスの凹み部分のエッジが押されて跡になっとります。
ダイスの硬度が上がり、かなりシャープに曲げられることが判りましたので摩耗はしなくなると判断できます。まあ良しですね。
(エッジ跡がつかないようにダイスは削っておきましょう。 しかし、スポーク頭の押しが甘いのは面白く無いなあ)
Posted at 2022/02/07 13:01:53 | |
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