そうそう、忘れちゃいけないのがトラニオンの潤滑や作動のチェックです。
(ベアリング作業のついでです。笑)
初期のセブンには真鍮製(ブロンズ?)のトラニオンというリンクがアップライト(バーチカルリンク)の下側に使われておりまして、タイヤのステア(Z軸の回転)とサスの上下運動のよる回転(Y軸かな?)を受け持っとる大事な軸受で、潤滑が大事というわけです。
今車的に言えばロアリンクのラバーでシールされたベアリングという感じなんですが・・・・
なんせ古い作り(多分1950年末期)なので、メンテが基本、グリスアップ(Z軸回転)とブッシュのチェック(Y軸回転)になると思います。
グリスアップと言っとりますが、ケータはアップライトのニップルからグリスガンを使ってEP90ギアオイルを入れろと言っとります。私的にはグリスでもOKと思うとりますので、使ったのは摺動面に強いモリブデングリースです。
あとチェックしておきたいのはラバーの傘、トラニオンとギャップがあると水が進入しかねないので大事なパーツ(って、アバウトな作りではありますけど)だと考えます。
それから、ブッシュの動きもチェックしておくと良いと思います。
ナイロンブッシュが使われている場合もあるので劣化(水分で劣化する可能性がある)や、(良かれと思ってやった)増し締めによる作動不良の可能性もありますのでチェックしておきたいと思います。
トラニオン関係ご参考
https://minkara.carview.co.jp/userid/469643/blog/28865597/
https://minkara.carview.co.jp/userid/469643/blog/27773722/
Posted at 2022/02/18 10:10:36 | |
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