昨日の「お釈迦様の手」の話の続きです。
紹介したのは、ラッジ自転車とウィットワース自転車が合併し1894年創業したラッジ ウィットワース自転車のトレードマークでした。
ラッジ ウィットワースは自転車から始まり高性能なモーターサイクルを作っていたメーカーなのですが、もう一つ有名なのがセンターロック式ワイヤホイールを作り出したメーカーだったのですよ。ジャガー等が装着しているホイールです。
で、あれ?
ワイヤホイルと言えばボラーニ、フェラーリが着けていたホイールですが・・・
おなじ「お釈迦様の手」がマークに付いています。
調べてみますと、ラッジが保有するパテントでセンターロックホイールを作っていた様です。
1900年はじめごろはパンクも多く手早く修理できるセンターロック式ホイールがレースカーをはじめとして重宝されたのでしょうね。
「お釈迦様の手」の由来は諸説ある様ですが、Whitworth Cycle Companyがトレードマークとして使っていた正直者の開いた掌から来ていると言われています。
色が黒から赤に変わった所以は分かりませんでした。
Posted at 2022/05/05 08:16:17 | |
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