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2022年11月08日 イイね!

シマノインター3 SG-3R35のメンテ

シマノインター3 SG-3R35のメンテ









自転車整備、事を広げてグリースの沼にハマっています。(笑)
シマノの内装3段ギアのメンテを行うことに・・・

SG-3R35という機種で20年以上前に製品化された、ごく初期の3段ギアで内蔵の遊星ギアをラチェット、ドグクラッチで切り替え変速する仕組みになっています。
ギア比は、速1:1.33、平1:1、軽1:0.75でこれにスプロケのギア比が絡んでくる。

いわゆる旧型と呼ばれているタイプで、新型との違いは変速用のプッシュロッド7がブレーキ側(反対位置)についていて、バネで支えられているクラッチ(ドグ)31を動かして遊星ギアを切り替える構造になっているところだと思います。

というところで、意を決しグリスと戯れることにします。
過去分解したのは2回、最近では8年前にやっとりましてテフロングリースを入れていた記憶。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

全バラしてグリースを洗いました。
特段いたんだところはなく、ベアリング部分も綺麗です。ただ、右下のバネ押さえ座金34が削れて傷んどります。どうもベアリングの玉押しと擦れて摩耗したようです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

こんな感じに擦れとりますよ。
放っておけばスプリングが玉押しに引っかかりマズイことになったかもしれません。(いい具合にメンテに入れたかも 笑)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

まあここからは自己流ですけど・・・
少しパリパリしている硬いワッシャ、部品も出ないようなので、どう置き換えるか?
なんて考えて浮かんだのが、(ブロンズの廃材転がっていたよなあ)バネに帽子を被せるようなカップ形状のワッシャを作ってみたら良さげかな?というところ。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

早速、チマチマと細い部品を旋盤加工。アルミブロンズなので滑る滑る(笑)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

バネにブロンズの帽子を被せて玉押しとコンタクトするようにしてみました。
本体ケースと組んで無いので、動作させて生存空間が有るのか?わかりませんが、まあしばらくは持ってくれるかと思います。
これから仮組、本組み立て。さてさてグリスは何を使ったら良いかなあ?
Posted at 2022/11/08 09:54:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | Moto and Bicycles | クルマ

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