何のこっちゃですが、GG話です。
リムのフレ取りをしていて思い出したことがあるのですよ。
何かと言いますと、幼少の頃の自転車屋さんの店先でのパンク修理の光景です。
幼少時インプットされた内容は・・・
バケツと上段が台、下段が箱になった木の箱を道端に並べ、タイヤの中から何か腸のような臓物を引っ張り出し、水を張ったバケツに沈めてプクプクと泡で穴を見つけて軽石か何かでゴシゴシして、薄いゴム板にノリを塗り、すこしフーフーして木の台の上で木ハンを使ってゴム板を臓物に貼りトントン叩いてくっつけるという光景。ずっと眺めていた記憶です。
で、今のオツムでちょっと引っかかる処が出てきたのですよ。
確かゴム板、チューブの切れ端を裁ち鋏でエッジを斜めに切り落としてパッチにしていたよなあ・・・
ゴム糊で貼り付けていたけどチューブとチューブを接着できるのか???と言う事なんですよ。
今的には、専用のパッチを使って修理するわけですが、昔々はチューブの切れ端でパッチにしていた記憶、本当に出来るのか?
チューブの切れ端を引っ張り出して実験してみますと・・・・
かなり強く接着されることがわかりましたよ。強く引っ張っても剥がれない。
丁寧に端末部分を薄く削ぎ落とせば接着で厳しい端末部の剥離応力が下がるので行けるんじゃね?というところ。
引き剥がすと材料破壊まではいかないようですが、両側にノリが残る。基材はブレーキクリーナーで汚れを落としただけ、ヤスリで荒らしておけば機械的な接合も期待できるなんて。
タイヤチューブもパンク修理に使えなくもない印象です。なので、昔はこんな感じでやっていたのでしょうね。
では
、現在のパッチはどうなっとるのか?これも調べてみました。
専用のゴムのりとパッチを合わせて使うとゴムのり部分の加硫が出来るそうな。
3次元に架橋された本当のゴムになるように出来ているようです。
昔は、ホットパッチなるものもありましたよねえ。これは熱でパッチを加硫するタイプでしたね。
というところで、パンク修理。
きちんとした修理キットを使えばパーフェクトですが、応急的にはチューブパッチも昔は使っていたというお話でした。(笑)
Posted at 2022/11/15 10:13:23 | |
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