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2022年11月18日 イイね!

Mahr dial comparator の修理?

Mahr dial comparator の修理?










部屋の掃除をまだやっとるのですが、大幅に脱線。
集めに集めたダイヤルゲージ類のチェックを始めちゃったのですよ。

ミクロンオーダーの測定をするゲージですから、環境の良い室内にしまっといたのですが、中には動きが悪くなったものもあり、ちょっと手を入れたりして道草なんです。
で、スピンドルの動きが悪くなったマールのコンパレーターをバラしてチェックする流れに・・・(マーカーも錆びついて?動かないし、手を入れとこう。なんてね)

マールのコンパレーター、ミクロンオーダーの寸法をチェックする計りで、おそらく1970年ごろの製品。軸は7石のルビーで支えられています。さすがドイツ製しっかりとした作りになっています。
裏蓋を開けパズルのように文字盤を抜き出しました。(たぶん針を最初に抜くのでしょうが、おっかなくて抜きませんでした)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

おもて蓋に組み込まれたマーカー針を外します。
黒染めされているようですが錆びついたところもあるので、塗装ではなく一旦黒染めを剥離、錆をとり再処理することにします。(って出来るのか?)

ちょっとおっかないので、押さえのワッシャでトライし、その後針を処理しました。
脱錆はナイス(サンポール)で。付いていた黒サビも無くなっちゃいますねえ。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

つぎに黒染め。
浮いた黒錆を拭き取りながら3回処理。そのご水洗いアルカリ洗剤で中和しミシンオイル塗布。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

まあええ感じにできたかな?というところです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

さあてスピンドルの動きをどう直すか・・・
なんて、構造を眺めております。スピンドルの動きを扇形の平ギアとピニオンで増速?して針を回転させる構造のようです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

スピンドルは左側に大きく撓んでいる棒バネで抑えられ測定圧を出しているようです。組み込まれているユニットは、どうもスプリングが組まれた3本のネジでフロートされているようです。右上の2本のスプリングは右下に有るローレットネジの抑えのようです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

ポンチ絵を発掘、こうしてみると臓物はユニットで取り出せる印象です。
スピンドルはボール軸受、油は入れるな構造のようです。
しかし、ここまでみてきましたが、この先バラす気力が出ませんでした。スピンドルのボールバラけたらどうする??なんてねえ。


Dr. Rick Roberts of Edelbrock

一応スピンドルは動くのですが、不具合はどこからきているのか?
ギア周り?、スピンドル?カンチレバー???
もう少し情報を集めんと危険と思い撤退であります。
ということで組み立てました。




Posted at 2022/11/18 11:49:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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