ロッカーシャフトの潤滑について、ちょいと引っかかるところが有り、あれこれ調べていたのですが参考になる物は見つからず、あれこれ考えておりました。
バナナも悪くはないのでしょうが、荷重のかかるシャフト下面の受圧面積を減らすのも引っかかるし、溝のエッジ部もなだらかにしたら更に面積が減っちゃうかなんてことがどうもきになるのですねえ。
ロッカーとシャフトは2〜3/100ぐらいのクリアランスはあるのでバナナで無くともオイルは廻るか?ならばオイル穴のエッジをもう少しなだらかにしてオイルが入り込みやすい様にしたらどうかな?なんてところに行き着いたわけです。
(全くの個人妄想なので有効性は分かりませんが・・・)
ということで、まずはシャフトを酸化クロム(青棒)で研磨。
旋盤にシャフトをセットし、磨きます。シャフトの肌はロッカーとの馴染みで細かな溝が出来ていますので、これを削らない様に磨きます。
次にシャフト下側のオイル穴を磨いていきます。
何の根拠もないのですが、穴の左右に溝を入れておきました。
(多少オイルの染み渡りに効果があるかも??)
最後に、穴のエッジ部分を番手の細かなゴム砥石で磨いておきました。
これで組み上げ、塩梅をみてみようと思います。
Posted at 2023/10/09 19:31:31 | |
トラックバック(0) |
Ford kent crossflow mod | クルマ