ケントクロスフローエンジンのロッカーアーム、ちゃんと改良しようと作業継続中。
どうにか先が見えてきましたよ。
現在、最も重要なバルブステムとロッカーアーム先端(バルブを押すところね)の左右位置をチェックしています。
ロッカーの位置決め、本質的にはロッカーポストの位置と幅で決まるといえ、各気筒毎にポストが建てられ、その左右にロッカーアームが寄り添い、ロッカーアームはバルブステムを正しく押す形になっていると言えます。またロッカーアームはスプリングでポスト側に押され、左右方向がずれない様なっています。
で、この形式でチョットいじりたくなるのがスプリング。
高回転でバルブが暴れたらロッカーもズレちゃうか?とかフリクションが有るしねえ。なんてことを心配する向きもあり、リジットなスペーサーに交換したくなるワケ。
ということで、ロッカーとバルブを位置合わせしスペーサーの寸法を出し有り物のアルミパイプで作ることにしました。
寸法的には前と後ろが30mm程で中央が24mmぐらい。タイタンと比べると合計で5mm程短くなっとります。クライと言っとるのはロッカーの形状でバラツキが出る為、あとは各自現物合わせでというところ。
ポスト側の寸方違いはシムを使っとります。
位置の調整後の様子。まあ、まとまったかなあというところ。
後はシャフト前後端の固定ワッシャーを作ります。
前側1気筒のポストにはオイル穴が通っていますのでヘッドのオイル出口穴との関係を見ながらセット位置を出していきます。
Posted at 2023/10/19 11:11:20 | |
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