なんか分からん図ですが、昔々作ったバルブクリアランス調整順番図のリニューアルです。(内容は変わっていませんが 笑)
バルブが閉なタイミングをチェックして表にしたもので、クランクをぐるぐる回さんでもクリアランスの調整ができるという図です。
1.4気筒をバルブ閉の上死点とすると、赤部分、緑部分、其々が1回で調整できる部分を示しています。
(ケントエンジン、ファイアリングオーダーが変わっていますのでこんな感じになるのだと思います。ケントは前から1243と点火しとります。普通は1342かな?)
ケントの場合ベルトプーリーがつく側から1気筒〜となっているので、1気筒ピストンを点火上死点とすると▲を貼ったバルブが閉じていてロッカーがフリーとなりバルブクリアランスがチェックできるというところです。
次に、4気筒を点火上死点として残りのバルブを調整します。
クリアランスの調整はシックネスゲージ(フィラーゲージ)を使って合わせます。標準は吸気バルブ0.25mm、排気0.55mmとなっています。
で、ケントエンジンのヘッドは鋳鉄製なので、歳を重ねるとバルブシート部分が摩耗してバルブクリアランスが使っている可能性もないとは言えませんのでちぇっくしてみるのも良いかと思います。
ついでに、エンジンをから回ししてロッカーにオイルが行き渡るかチェックしました。プラグを抜いてオイルポンプの電源をカットし空運転を避け、セルを回しました。4〜5回セルを回しますとロッカーのオイル穴からプ〜と風船が出ましたので、オイルは上がってきている様です。
空運転を続けるとオイルが行き渡った様なのでめでたしというところです。
Posted at 2023/11/01 10:51:52 | |
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