我がバーキン号、惰眠を貪りほぼ一年。
エンジンを再始動すべくロッカーの調整やら始めて指導の準備ができたと言うところ。で、ちょっと気になっている、キャブに溜め置かれたガソリンがどうなっちょるのか?チェックをしました。
ガソリンの気化成分はとうの昔に飛んでしまい熟成されワインが出来ているか?なん想像しながらキャブを開けてみますと・・・・。
案の定、底に何やら溜まっておりますねえ。
ガレージ保管が功を奏してか、恐ろしいモノではありませんが、ちょっと濃いめのワインが溜まっておりますよ。
チュウチュウするためにスポイトを持ち出して・・・
熟成ワインを吸い出します。フロート室の丸穴(ボトムボウル?)の中もチュウチュウ。(笑)
どうにか吸い取れました。
熟成ワインは、2キャブ合計で30ccぐらい吸い取れました。フロート室にガソリンがどのくらい貯まるのかちょっとわかりませんが、70ccくらいと仮定すると20%ぐらいが気化しにくい成分なんだと思われるわけで、これがプラグを濡らし、かぶらせる元になる可能性は大きいと思いましたねえ。
長期不動車は始動の儀式に熟成ワインのチュウチュウも組み込んだ方が良いかもと思った次第。
で、最後に。
この熟成ワイン、燃えるよなあ?とチェックしてみました。
う〜んな燃方ですよ。
着火も引火すると言う元気な感じではなく、まあ火はつくと言う感じで盛大にススを出しながら赤い炎で燃えます。
チュウチュウはやった方が良さそうですよ。
で、思うに。ウエーバーの蓋を取る様な大袈裟な儀式としないで、インスペクションカバーを外してエマルジョンチューブを抜いてチュウチュウできる様に、細めのスポイトを用意すれば良いかと考えました。
Posted at 2023/11/04 11:49:07 | |
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