FIAT エンジンについてオベンキョ中。
FIATエンジンのオイルラインであります。エンジン技術終焉に近いFIREシリーズのオイルラインであります。
オイルの流れを見ますと、オイルパンのオイルをトロコイドポンプが汲み上げ、フィルターを通しブロックを横に開けたメインギャラリーにおっくってコンロッドのジャーナルに送っています。
で、ヘッド周りは、メインギャラリーから上に穴を開けヘッドに導きパイプをカム横に並べてカムフェースはスプレー、ベアリングは圧送としとります。
オタク的な視点に振り返ってみますと・・・・?
オイルサクションのファンネル、伝統的な形状と隅っこなポジショニングでありますねえ。昔のエンジンも隅っこ。オイルポンプをオイルパンの中、オイルに沈めて空回りを防いでおりました。
それから、カム周りのフィードパイプも昔の伝統を引きずった印象。(笑)
まあ、設計的には実績のある形状やら機構であれば周りの人に説得性もあるし、あれこれ勝負しなくても織り込める訳ではありますが・・・頑張っていますねえ。
Posted at 2024/01/04 10:01:06 | |
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