某月某日
直ぐにヘタレるウオーターポンプ(WP)を徹底修理?しました。
ケントに使われているWPはモータークラフト製(これが純正かな?)やら
「優良部品」やら色々有りますが、イマイチシーリングが弱い様です。
私も1.4万キロの間に3度も交換しています。
上はモータークラフト製ですが、ステンのスライドリングとカーボンシールの組み合
わせになっています。
長年(でもないぞ!)使っているとステンが摩耗し水漏れが起こる様です。
「優良部品」の中には鋳鉄のインペラにカーボンシールを直接当て、シールしている
物も有りました。
基本設計が古いのでこの様になっている様です。
そこでたまたま入手したセラミックのワッシャをスライドリングに使う事を
思いつきました。
ダイヤモンドバーと旋盤で形状を合わせ、ローターにシリコンで接着しました。
カーボンシールも旋盤で1日かけて削りだしました。(モノ好きです)
(バイトは減るは、鼻の穴まで真っ黒になるはで大変でした。)
インペラに付いている白いワッシャがセラミックです。
セラミックシールが外れない様にアルミリングでカシメめています。
プレスで圧入し組み立てます。
インペラとケースのクリアランスが広いと水量が出ないと思われますので、0.6mmの
クリアランスとしています。(標準は0.8mmです)
これで、水漏れが改善されるハズ。って現在の車は殆どセラミックのシールが
付いている様です。水漏れなんて起こらない訳ですね。
モノ好き的加工ですが、これで2日遊べました。(笑)
Posted at 2009/02/24 22:33:33 | |
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Ford kent crossflow mod | 日記