お暑うございます。
我が古ケン、バルブステムシールの修理もどうにか終了、組み付けの準備に入りました。
光り輝くバルブが綺麗に並んだ様子は気分が良い物ですね。(笑)
で、ピストンに付いたカーボンを綺麗にしている時に有る事に気が付きました。
まあ、ここら辺の知識は余りないので妄想に近い内容と思いますが・・・・
ピストンに付いたカーボンから燃焼状態が判るのでは?と言う事です。
使用期間が短かったので(やっとナラシがすんだころです)ピストンヘッドに付いたカーボンもまだ柔らかく、クリーナーで解かせる位です。
そうは言ってもオコゲの様にちょっと硬くなった部分が残ります。しかも、各気筒同じ様なパターンで残ったのです。気になってきました。(笑)
これって、熱が一番かかったところ→燃焼状態が判るのでは?って。
(まあ妄想なんですが)
これは4番シリンダーのパターンです。
基本的にはどのシリンダーも同じ様なパターンで、プラグセンターからインテーク側にオコゲがのびています。通常は、温度の高い排気バルブ側方向への燃焼になり、パターンも排気側に付くのでは考えていました。インテーク側へのオコゲがある事を考えると(妄想です)、ミッキーマウスの様な燃焼室でも意外と均等な燃焼が出来ているのかも知れません。
画面下側のスキッシュで生じた気流で火炎が均等に広がるのかも?です。(妄想です)
さらに観察すると、エキゾーストバルブをリセスした部分は、やっぱり温度が高くなっている様です。こちらにもカーボン(オイルの焦げ)がみられます。
なんで、こんなこと考えているのか?って。
高圧縮、急速燃焼を指向してエンジンを組んだのですが、圧縮比12.5でも意外とノックが少ない理由が知りたかったのです。観察の結果、均等な燃焼が吸気側へのエンドガスを作らず、良い具合になったのが理由かも知れませんね。(妄想的な理解です)
高圧縮を実現した工夫は何かって?
先ず熱ひけの良いアルミヘッドの採用が挙げられると思います。
後はバルブを沈めて凸凹の少ない燃焼室にした事、プラグ電極の突き出し量を増やした事です。
多少の効果は上がっていると思うのですが、いかがなものでしょうか?
Posted at 2009/08/15 12:35:40 | |
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