パイプジョイントを製作しました。
パイプの端末を一段太くし、同じ径のパイプをジョイント出来る様にする加工です。妄想ではちょっと難しいかなと思ったのですが、やってみると意外と簡単に出来ました。使ったパイプ材はSUS304、Φ60.5 t1.5です。
まずは、パイプのカットです。
カナノコでも切れると思うのですが、体力を使う事も無かろうと、バンドソーを使ってカットします。ステン材なので安物の刃では良く切れませんが、ビィ〜ビィ〜ガァ〜ガァ〜とビビリ音を立てながら30分位で切れました。
安物の機械なので途中4回ほど刃が外れました。刃を繋いだ部分の刃の形が悪く、引っかかる様です。(汗)
これがインチキ型です。(笑)
パイプの外形に合わせた円筒型の鋼材です。適当な径の鋼材が無かったので、薄い鉄板の帽子をかぶせて径を調整しています。
これまた、適当な薄い鉄板も無かった為、空き缶を潰して鉄板をリユースしました。
(プチエコ? 笑)
真中のくぼみに意味は有りません。
で、プレスに載せ、キコキコ圧を上げていくとパイプが拡りながら入っていきます。
加圧力は1トンにもならないくらい。思ったよりも簡単に広がってい来ます。
インチキ型なのでカジル心配も有り、潤滑剤はネバイ、チェンルブ(15年もの、物持ちいいです)を使いました。(笑)
まじめに言えばカジリが少ない様に極圧剤の入ったデフオイル系やグリースが良いと言われています。型がパイプに押し込まれ、締まりバメ状態になるのかと考えましたが、型はハンマーでたたき出せました。
こんな感じになりました。
思ったほど加圧力は入らないので大きな万力でも押し込めると思います。型は鋼材でもOKですが、カジリの少ない砲金やデンスバー(鋳鉄材)で作れば更に良さそうです。ちゃんとした型を作ればキチンとしたジョッグル(段差)が出来そうです。(インチキ型ではダレています。 汗)
サイレンサーの構造をガレージで考えていたら、いつの間にかコックリ。
眠くなっちゃいました。また来週です。
Posted at 2009/09/13 20:11:05 | |
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