今日は一日ガレージにこもってサイレンサーの残り作業をしました。
サイレンサーのブラケットの工作です。
今までのブラケットはスチール製のアングル材から造られていて、ラバーインシュレーターでサイレンサーを浮かして付ける構造です。
大きな問題は無いのですが、今度のサイレンサーでは取り付けるスペースが取れません。
インシュレーターラバーをサイレンサーの軸(重心)からオフセットすればスペースが確保出来るのですが、振動で揺れ易くなる心配が有ります。只でさえステイはカンチレバー構造なので、無用な振動は避けたいのと、また、どうせ造るなら先輩方を見習って軽いステーを作ってみようと考えました。
先ずは、サイレンサー側のブラケットから。
テールチューブの下側、サイレンサーの軸上にパイプを溶接しておきます。どうにかステンの溶接も出来る様になりました。(ってビードがまだペケですが)
アルミ材(6000系)でステーを削って行きます。
アルミ材は、スチールと比較し許容応力は低くなるので5mmと少々厚い板を加工しました。
板が厚いので、TIGもどうにか出来ました。(設備投資のお陰かも知れませんね。笑)
形状的には、縦方向の荷重を考慮した形状にしています。
まじめに作業した(って進みは遅いのですが)結果、この様に出来ました。
モーメント的に一番キツい車体側取り付けボルト部分は、かなりの大断面としたので、多分?もってくれると思います。サイレンサーは、4mmボルトで止まっているだけです。固定部分を重心軸に持って来たので、グラツキは少ないです。
振動の吸収はどうするのかって?
実は、サイレンサーのブラケットに使ったパイプにラバーが入る様になっています。
これで振動は吸収できるかな?と考えています。(って妄想の時は完結していたのですが、実際作ってみるとラバーの容量が少ないかも?です。)けっこうクリティカルな部分も有るので、しばらく様子を見て判断したいと思います。
そうそう、重量はどの位かって?
取り付けボルト含めて140gジャストでした。テッチンのブラケットが167.5g(ラバーインシュレーター除く)ですからちょっと軽くできました。(笑)
Posted at 2009/10/31 21:49:31 | |
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