サイドブレーキのリンケージもほぼ出来ましたので、ケーブル関係の作業に移ります。
作業内容は、ハンドブレーキ側のケーブル切り詰めと左右キャリパーへのケーブルの製作です。
先ずはハンドブレーキ側のケーブルについての作業について説明して行きます。
ハンドブレーキレバーを140mmほど後退させたのでケーブルも短縮化しました。合わせてリンケージに合ったエンドを取り付けます。
ワイヤはディスクグラインダーでカットしました。
ワイヤエンドの金具は、通常有色クロメートが掛けられた物が多いのですが、メッキ屋さんに出す程の数も無いのでハンダメッキをする事にしました。
チョット強めのフラックスを付けてバーナーでハンダを付けて行きます。真鍮のワイヤで溶けたハンダを擦ると綺麗に伸びて行きます
綺麗に付きまとったら、フラックスを水洗いしておきます。
ステンレス用のフラックスは放っておくと錆を呼びますので、水洗はマストです。特にワイヤを通す穴は綺麗にしておく事が大切と思います。
インナワイヤはフリクション低減のためモリブデンのドライコートをしておきました。
(気休めです)
インナワイヤの被覆樹脂を剥がし、エンド金具を差込みます。ワイヤ外径が2.8mm程でしたので、エンド金具は3mmで穴をさらっておきました。
インチキ6角カシメ型をプレスに挟んで加圧しhました。加圧力は8トンぐらいまでかけています。
鈍らな型では有りますが、8トンもかけると綺麗に潰れてくれました。
パーティングの部分に材料がはみ出すぐらい加圧されていますので、抜けないと思います。綺麗な6角段面に潰す事が出来ました。
キャリパー側のケーブルにはリターンスプリングが付きます。
同梱のスプリングはゴツくて使い辛いので、構造を見直す必要が有ると思います。
(写真は、確認のため手持ちのスプリングを取り付けています。)
こちらのケーブルも拘って作って行きます。(来週ね、笑)
Posted at 2010/08/29 22:14:40 | |
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