ワタスの好きなキャブのお話です。
ご存知の様にミクニソレックスには色々なタイプのキャブレターが有りました。
その多くはかつての量産車に搭載され、モデルが変わった為に呼び名も変わったと思われます。
上の写真はタイプ2型と言われるものです。
タイプの見分け方は、ジェットチャンバーカバーの形で判断しますが、タイプ2型は、小判型のフタになっています。古くはトヨタ2000GTやフェアレディに付いていたキャブです。
写真の物は、日産のL20?につけられたものですが、ボディの色合いが明るいのでアルミ製と思われます。
おそらく50PHHでしょう。まさに漢のキャブという面構えですね。
こちらも日産ですが、A型に搭載されたタイプ3型です。
カバーの固定ネジが蝶ネジになっていてジェットの交換がしやすくなっています。レースで使用される機会も多い時代だったのでこの様になったのだと思われます。
ジェットブロック(エマルジョンチューブ)の形式にモノタイプとビジェタイプの2通りが有り、ビジェタイプがレース用に向くと言われています。
これはタイプ4型でガソリン供給口の位置からニスモタイプと思われます。
カバーの取り付けネジの頭の溝ががプラスマイナス両用となっているのが特徴です。
で、ここまでがウンチクをこねてきて、判らなくなったのがこのキャブ。
形からPHHタイプと思われるのですが、タイプいくつって言うんでしょうか?ご存知の方いらっしゃいますか。
車はスバルびR2、サイズは32か38ぐらいとおもいます。スポーツキットやヤングSSに付いていたと記憶しています。カバーの形が最終型のタイプ5に通ずるイメージも有り、いったい何型と言っているのでしょうかね。
口径が小さいのでPHHって言わないのかしら?
Posted at 2011/01/26 22:38:09 | |
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