ちょっと横道にそれ、オベンキョしとります。
ちょっと古くなっちゃったのですが、Ducati 1199というバイクにチタンのバルブが採用されているとの事、調べて見ました。
製造元は、
Del west社。宇宙産業から生まれたエッジな会社の様です。モータースポーツ系のチタンバルブの供給や医療関係の高度な部品を供給しているところの様です。
1199、ハーレーみたいなV2、1000CC エンジンから195BPS を絞り出しているので必然的に回転は上げなきゃならんだろうし、そうするとデッカいバルブはちょっと問題、ってことで軽いチタンになったのだと思います。
レーシングカーなら1シーズン使えるかもしれませんが、量産車ではそれなりの覚悟と言うか、メンンドウを見ないと行けない部品、表面処理をそれなりのもの(例えばCrNとか)にすれば2シーズンは持つかなあと言う感じのパーツです。
でも軽いんだよなあ。
2気筒のデッカいバルブで10000rpm回すならやっぱりチタンか、ってなっちゃったのでしょうね。バルブシートもベリ銅の柔らかい物を採用している様です。
(でもDucati1199、24000Kmのメンテインターバルだそうです)1本100ドル位です。
それでも、いっときます?(笑)
作り方は、こんなカンジノ様です。
傘は、スピン溶接でステムと一体化している様ですね。心情的にはヘッダーかなにかで一体に作ってほしいと思うのですが、今の技術では、頭がもげるなんてノープロブレムなんでしょうね。(普通のバルブもこうして作ってるしね。)
重量がスチールの半分位になるので、パワー命のエンジンには魅力的な部品と思います。が、使いこなすのはバルブ廻りの部品を吟味し総取っ替えしないとダメと理解しました。まあ、10000rpm を超える回転で使う場合には考えてみるのも問いかもしれませんね。
じゃあ、清貧チューナーは、どう夢想したエネルギーを発散するのか?(笑)
バルブの傘を磨きましょう。シコシコと。
薄く軽く出来ればメッケものです。そう言う意味からすると
我がバルブ、以外と往けているかも?見所は、シート当り面の上側と傘の外周をラウンドさせている点であります。エアが剥離しない?
よく見てください。格好だけなら Del West のバルブとタメです。(笑)
Posted at 2011/12/24 11:29:31 | |
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