昨日のこの写真、ウォシュレットの水漏れ修理をやっているところです。
一日トイレにこもっていました。(笑)
バラしてみると、世界に誇るウォシュレット、複雑怪奇な構造をしております。基板の下には、このように配管の迷路が詰まっております。
何でこんな事始めちゃったかと言いますと、何処からか水が漏っている。と、ほっては置けない状態になっちゃったからです。
(トイレはもう一つあるので、命に関わる事は無いのですがね 笑)
どうも、水道を先ず止めるソレノイドが怪しいととなった写真。便器を机代わりに修理です。
これが怪しいソレノイド。
右下の小さな薬莢みたいなものがスプールでバネの力で、後ろにある黒いゴムの中心の白い部分の穴を押さえて水を止める様になっとる様です。スイッチを押すと左のコイルがスプールを引っ張り水を出す算段。
で、スプールの先端に付いているゴムが劣化しちゃっていました。ゴムをつついたらポロポロ削れちゃったところ。しょうがないのでカシメを削りゴムを天地返ししました。(写真はカシメを削ったところです)
もひとつ怪しいところ。
何ですか此の板の作り、ネジ穴部分が歪んで出っ張っていますよ。カウンターシャンクのタッピングが入る穴をプレスで潰して作っているらしく、歪んじゃっています。シールラバーにかかっていますので、面圧が出ていない恐れが有ると修正しました。
日本製の割には良い味出してくれちゃっています。
あと写真には無いのですが、水道の供給ホースのフィッティングのOリングや水タンクのドレイン口のラバーシール部分が弱点と見ました。
1日かかってどうにかこれらをメンテし終えました。(今のところ水漏れは再発していません。笑)
樹脂やラバーを多用した部品が多い製品なので、どうしても経時変化で故障しちゃうのでしょうね。
我が家は8年でこうなりましたが、もう少し耐久性があっても良いと思いますが如何でしょう?
Posted at 2012/11/26 23:44:24 | |
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