鎌のレストアが完成しました。
これで田舎の草刈りも捗ると思います。(ま、体力次第ですけど)
で、折角ですから刃の方もキッチリ仕上げておく事にします。
先ずは、黒染めのやり直しから。
あれこれ作業していて薄くなっちゃった黒染めをもう一度やり直しました。気温が高くなりましたので反応は速いです。
次に刃付け。
鎌の場合、砥石を持って研ぐのだそうです。鎌研ぎ用として売っていた五十嵐砥なる砥石を使いました。チョット硬めの中砥って感じです。ひたすら研いでいくと刃金がハッキリ見えてきました。

今時の刃物と違って刃金の厚さは不均一に付いていますね。手打ちで作られた証みたいな感じです。
柄に刃を取付けました。
目釘を柄込の穴に合わせて打ち込みます。目釘は抜け防止のキーの役目がほとんどで、刃のぐらつき防止の為には、柄の先端に付いている釻 (どんがね、鉄のワッカ)と刃の柄込の巾がぴったりとしている必要がある様です。
刃の黒染め部分は、防情のためアマニ油(ボイル油)を塗っておきました。良い感じの艶になりました。(笑)
今まで使っていた鎌と比べてみますと風格と言うか質感がかなり違いますね。結構厚手の鎌なので笹や木の枝なんかも切れると思います。
重さは約400g、使い手のパワーも必要でしょうね。
Posted at 2015/04/29 13:00:28 | |
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