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まったくの推論ですが、1959年の浅間レースに惨敗したライラックレーサーLS18−R１の一部は香港に渡った様です。1960年のカタログの隅に載っていました。
どなたか、このバイクの情報ご存知では有りますまいか？

ライラックエンジンの加工なんですが、色々機械加工の事を考えて行くと、どうしても内径の測定が必要になってきます。例えばステムシャフトの圧入代の確認等々、数字で考えないといけません。
で、インサイドのマイクロメーターを導入したいのですが、けっこう値段が張るのですねえ。新品ですと２マン位になっちゃうのですね。
そこで気が付いたのですが、昔買った内側用のキャリパーゲージ。
引っ張り出してみますとφ２０〜３２まではかれることになっていました。
おおっ！。
ちょうど良さげなレンジです。
一応100分台の目盛りが付いていますが
なんとなくアバウトな香り。（笑）
これって、リングゲージや外側マイクロの寸法をチェックしながら測るんでしょうねえ。
今でも売っている様なので使えるメーターなのでしょうね。
使いこなせる様、頑張ります。

バイクのレーシングキャブと言えばCRが有名ですよね。
CRも良いのですが、ワタス的にはこうゆうキャブも良いかなあと思います。
別体式フロートをぶら下げたレーシングキャブ。チョークバルブもな〜んにも無いストレートなスロート。
古い形ですが性能は良いんじゃないかしら？
アマルのベッタイが有名ですが、これはデロールト。シャープなボディがイタリアンな感じです。

1951年に発表されたランブレッタのVツインです。
エンジンはシングルカムのOHC、ベベルギアでドライブされている様ですね。長いロッカーアームが見えます。
エンジンの後ろにはオイルタンクも見えますね。
これをベースにDOHC化し深いオイルパンを持ったウエットサンプ化したわけですね。

スクーターで有名なランブレッタの250ccGPレーサー（1953）です。
デザインはパリラで有名なGiuseppe Salmaggi。2台作られレースに出た様ですが成績は残せなかった様です。
けれども、格好はいいですねえ。
ヘッド廻りはパリラに似ている感じもしますが速そうな雰囲気を持っていますね。
エンジンは54mmのスクエア。元々はSOHCドライサンプだった(1951)のをDOHCウエットサンプにしてレースに出た様です。1972年にランブレッタの工場から ランブレッタのエンスーVittorio Tesseraさんによってサルベージされたそうな。
我がライラックもこんな感じにカッコ良くしたいなあ。