前にご紹介した異様に太い排気管を持つレーサーは、チェコのタトラが1950年代に作ったF1、607なのです。
図太い排気管は、空冷エンジン(V8、2.5L)の冷却風を排気で引っ張り出すエアーエジェクターとなっているのです。
(ここからはワタスの推論ですが)
WW2の戦闘機の中にはカウル内通り抜けた冷却風を排気とともに外に出す排気口?を持ったデザインのものが有り(例えばフォッケウルフ190)ここら辺からインスパイアされたのではとおもいました。
もっと邪推すると(笑)
取り込まれた冷却風はシリンダで熱エネルギーをもらい膨張排気ガスと共に多少の推力を生じて後方に排気される事にもなるのでは?なんて考えちゃいました。昔、ワイヤコントロールのスピード機(模型)のエンジンカウルがそのような機能を持っていたなんてことも思い出しました。
しかしまあ、面白い事を考えちゃう人がいたものですねえ。
https://www.youtube.com/watch?v=SltYUjxhE5I
Posted at 2017/11/09 23:54:29 | |
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