バイクのドラムブレーキなんてえもう絶滅危惧な技術に近い感じでありますので、ツーリーディングなんて言ってもナンノコッチャ?ではないでしょうか。
上の写真が正しい?正統な?ツーリーディングブレーキの構造です。
それぞれのシューの両脇は(下のシューで)右側がシューを広げるカム、左側がシューを支えるピボットとなっています。ドラムは時計回りに回る形となり、ブレーキをかけるとシューがカムで広げられ、ドラムに接してブレーキが利き始める形になります。シューの動きはドラムの回転に連れてドラムに引っ張られ広がる様な(自己サーボが働く)形になるので良く聞くブレーキになるってワケです。
むかしのスポーツ車のフロントに使われていたメカであります。
で、もう一つ簡単な方法で2LS化した例がある様です。
一つのカムで2LS化する方法です。
上の写真の左のシューの端はカムに乗っかっています、で。右側のシューの半円形の部分をカムの丸軸にのっけてあげる(こちら側の平らな面を丸軸に作り直す)とカムが回転して左側のシューは広げられますが、右は動かない。
この方式を使って2LS化も出来るのではないかと思うんですが・・・・
調べてみますと、むかし、ハーレーやトラでやった例があるらしいのですが、見つけられず、廃れた技術になっちゃった?のかもしれません。ちょっとチェックしなければいかんのが、ブレーキのトルクがカムに直接掛かりますので強度やカムの作動に問題が出ないか?ってことでしょうか?
どんなモノでしょうかねえ?
Posted at 2018/05/17 22:01:33 | |
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Moto and Bicycles | 日記