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最終的なオイルストン仕上げはまだですが、グラインダー研削、1個完了です。
結構時間がかかりましたが、一応対称に数値を揃えて削ることができました。

WAの軸砥石、結構持ちが良く、これだけ使ってもチビていないと言え、基準円の数値が変わらなかったのはちょっとびっくりです。軸が3mmと細いので長さを短くカットして高回転時のたわみを少なくしたり、ちょっと工夫もしています。

カム1個、2日ぐらいで削れるかと思ったのですが、なかなか削れませんなあ。
どうにか仕上げ前の寸法出しまでたどり着きましたが、あと80°〜100°まで0.1mmほど削り込むんですが結構道のりは長そう。

0.02mm/5degぐらいの勾配で削るのですが、削り量0.01mmで送り1°ぐらいしか無理なく削れる限度のようでえす。なので時間がかかっちゃう。
コンプレッサーもフル稼働。リューターは冷え冷えで結露するし、排気から水分も出てくるので気が気ではありません。

イタリアンバイクは個性的と思いますけど、今ではどの国のバイクもイタリアンな感じになっちゃったと思う。
しかし、昔のイタリアンのテイストはかなり濃厚だったと思います。
各社各様、赴くまま。
好みは分かれるかもしれませんが、たまらない味わいです。
（くさや的なんて言いませんよ　笑）
発想、才能の赴くまま形にしていた印象を受けます。

写真は、Agusta175プロトですが、ものすごい個性を感じます。
エンジンもなんかへんてこなことやっていますね。こりゃキャブじゃないっすよ。
1950年半ばにメカニカルインジェクションをつけちゃってる。

どうにか粗取り終了。
仕上げ代を0.05取って粗取りしたのですが、ベース円とのつながりが0.2mmほど削り足らない様です。60°を起点として削って来たつもりでしたが、55°を0として加工してしまった様です。ちょっと焦りましたが削り方向の修正なのでほっとしました。メモって加工しているのですが都度都度チェックしないとまずいですね。（汗）

ガレージで機械いじりが続いているワタス、愛車もちょっと気にはなっているのですよ。3月の車検以来全然動かしていないし、湿気対策も忘れとる状態。

エキパイに染みがついちゃったかななあと湿ったカバーをはぐってみたら、行いがいいのか？梅雨時、薄らとついちゃうシミ？サビ？が付いておらずちょっと安心。（笑）
黄金色のエキパイ、錆びさせてはいかんのでミシンオイルを染み込ませたペーパータオルでワイプしておきました。
それから、バッテリーも充電しておきます。