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製作したボルト穴センターポインターを使ってオイルパン取り付け穴を計測。
フライスのDROでXYを計測するんですけど、オールドスクールなダンゴ針を使いますので誤差は0.1〜2mmぐらい出るんじゃなかろうかというところです。
しかし、測定値から設計時の数値が読み取れない感じ。

何となく、心の平安が乱される状況です。DROの表示は本来156mmと124mmじゃね？と思いつつ測定を続けました。
途中、測定精度向上を期して、オイルパンを引っ張り出しましたが、見事にオイルパンの穴も微妙にズレとるし、クランクケース穴ともズレとる。

オイルパン穴はφ7のようで、0.5mmの遊びは許容されとるようですが、思うに当時の加工は多軸ボール盤をつかって穴を開けたと思われ、コンマ台の誤差元から出ちゃっていたんじゃないかしら？なんて。

ということで、当時の図面値とつながりたいと考えを巡らしました。
左右の穴基準はクランクセンターで（これは当たり前かな？）前後はオイルパン穴の中心ぐらい（これは設計者が決めた？）で穴は左右対称、前後は40mm,38mm＋4mmピッチでセンター対称に開けとるようです。
これで0.5mmの許容値に干渉しなければOKなんだろうと思います。（ここはまだチェックしとらんです。　）

尖らせたボルトを使って穴位置を測定しようと考えていたのですが、mr.hmvさんのコメントも参考にさせていただき、穴位置を相手部品に直接スクイズできるように尖りをもう少し深くねじ込めるようにしました。
写真のように、２面を削って細いペンチでねじ込めるようにしました。
相手を乗っけてハンマーでコツンと叩けばセンターが写取れると思います。

こんな感じにねじ込んで、ボルト穴のセンターを出せるようにします。
新しく作るオイルパンの取り付け穴やオイル穴の位置を測定して、間違いのないようにしたいと考えました。
（本当は、とんがった頭がチョット出るぐらいまで締め込めれば一度に多軸ポンチングが出来るなんて考えたんですけどねえ　6面加工するか？　笑）

思うところあり、いらなくなったM6のボルトを尖らしております。
バイトはハイスを使った方が良い感じです。
さてさて、何に使うのでしょうか？
都合、4本作りました。（笑）

オイルフィルター 固定用のスプリングを作りました。
って、既存のスクリングを切り詰めただけなんですけど、端末を平にする必要があります。コイルをラジペン等で曲げ、たいら風にすることが多いのですが、万力を使うときれいに出来ることがわかりました。

スプリングを万力に挟み込み、平にしたい部分を曲げていくやり方です。コイルの間にアルミ板を挟み込み、万力で締め上げ、コイルの動きを殺し曲げたい部分に力が入るようにすると、うまく出来るようです。



最後に、端末を平に研磨し、バネの平行度を出しました。