ニーの上下作動の塩梅をもう少し真面目に評価しようかと・・・・
片腕でクルクル、ハンドルアームを回して上昇させ、尚且つガタが少ない様に調整できるのか?ということを狙いとしてやってみました。
動かす力と、ニーの左右(X)方向のガタ具合を測定します。
ニーのスライド面の状態も再チェックしたのですが、まあキサゲも結構入っているので、良いんで無いのというところ。(まあ、手動のフライスですから、そう頻繁に上げ下げしとらん印象です。)
で、真面目に測定。
①先ずジブフリーでの上昇時の操作力を測定。
ハンドルにハカリを引っ掛け回転し始めの力を測定しますと凡そ4Kgぐらい。
②次にまあ良い感じにジブをかました時(ニーを揺らしながらジブを自然に落とした状態)の力を測定。
これは7Kgぐらい。これは、我が片腕でも回せる程度。
ガタは左右に動かして片側0.02mmぐらい。
③ロックを効かせた時って動くのか?
動いちゃいますねえ。9Kgぐらいで動きますが、両腕でうんこらしょって感じ。
片側0.01mm程度うごくぞっ。
微妙ですねえ。
まあ、こんな物なんでしょうね。
精度をなるべく確保する為には、②の状態でテーブル面のアライメントの癖(ニーの上げ方向でセットか下げ方向なのかとか)を掴んで使いこなすというやり方なんでしょうね。
範となったブリッジポートの立てフライスにはニーロックが2ヶ所XとY方向についとりますので、プロのマシーンとショップマシーンの違いってこの様なところにあるのでしょうね。
Posted at 2021/12/17 08:24:48 | |
トラックバック(0) |
Machine and tools | クルマ