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73sevenのブログ一覧

2022年11月20日 イイね!

最後はキャリブレ?

最後はキャリブレ?













休眠設備状態のダイヤルゲージテスタを引っ張り出してマール1003コンパレーターの精度を一応チェック。

ダイヤルゲージテスタはダイヤルゲージの測定精度が良好かチェックする装置です。
大きなマイクロメーターが付いていて1ミクロン単位で精度測定ができるように作られていますが、ネジを使った測定器具ですので、測定時のヒシテリシスを考えとかないといかんアナログな機械ではあります。(視差も出るしねえ)

ということで、スピンドルを押し方向で針を動かした場合の精度(行キ精度っていうのかな?)100μと目盛り0からの押しと戻り50μの誤差を見てみました。
-50μ表示を起点として+50μまでテスタを押し方向で動かした場合、誤差はほとんど出ません。
で、厄介なのが、50μ戻した場合0〜0.5μ針がズレ、値が小さく出る傾向。
これが、コンパレーターに起因する現象なのかテスタなのか分からなくなっちゃうのですねえ。(笑)
古〜いJIS B7509で、行キ精度で誤差1.5μ以内となっているようで、まあ結果オーライ的なところです。

ということで、まあ使えると判断しました。
(扱い的には10μぐらいを云々するモノですからねえ。)
Posted at 2022/11/20 18:54:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | Machine and tools | クルマ
2022年11月20日 イイね!

マール コンパレーターの深淵へ?

マール コンパレーターの深淵へ?










スピンドルの動きが思わしくない、マール ダイヤルコンパレーターを分解してみようとトライしたのですが、ちょっと我が技量では荷が重い。というのが昨日のお話。

なんてことで、蓋を閉めちゃった訳でありますが、あれこれ調べているうちにスピンドルは、オイルなど刺さずにクリーンに管理すべき。良質であまり蒸発の早くないガソリンでステム中央部まで浸して洗うのだそうな。

で、ホワイトガソリンか灯油ぐらいが良さそうかと。また、マールはスピンドルがボールガイドされており、なおさら洗うと良さそうと思うに至り灯油で洗ってみました。(車用のガソリンは色んなモノが入っているのでマズイと思う。笑)
で、なんとなく動きも良くなったので・・・・

そして、スピンドルと中のメカ部分の動作を切り分け、それぞれの動作状況を見てみることにしました。
これなら、内部中央に有る弓型のバネを外せばチェックできそうです。



バネを外すと、指針が時計回りに回りだします。
よくよく観察すると弓バネはスピンドルを押し戻す方向に働き、針を時計回りに回すバネと反力をバランスさせるメカニズムになっているようです。ですのでスピンドルに衝撃が加わってもギアを動かすテコにはテコを開くような動作となり力が加わらない仕組みになっとるのですねえ。テコとの接触面は磨いたサファイアとスチールボールとこれまた贅沢な作り。ギアや軸には油が付いていないドライな状態であります。

動作的には、スピンドルも中のギアも問題がないようでちょっと安心、動きも軽やかでしっかりした感覚になりました。

Posted at 2022/11/20 10:43:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | Machine and tools | クルマ
2022年11月18日 イイね!

Mahr dial comparator の修理?

Mahr dial comparator の修理?










部屋の掃除をまだやっとるのですが、大幅に脱線。
集めに集めたダイヤルゲージ類のチェックを始めちゃったのですよ。

ミクロンオーダーの測定をするゲージですから、環境の良い室内にしまっといたのですが、中には動きが悪くなったものもあり、ちょっと手を入れたりして道草なんです。
で、スピンドルの動きが悪くなったマールのコンパレーターをバラしてチェックする流れに・・・(マーカーも錆びついて?動かないし、手を入れとこう。なんてね)

マールのコンパレーター、ミクロンオーダーの寸法をチェックする計りで、おそらく1970年ごろの製品。軸は7石のルビーで支えられています。さすがドイツ製しっかりとした作りになっています。
裏蓋を開けパズルのように文字盤を抜き出しました。(たぶん針を最初に抜くのでしょうが、おっかなくて抜きませんでした)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

おもて蓋に組み込まれたマーカー針を外します。
黒染めされているようですが錆びついたところもあるので、塗装ではなく一旦黒染めを剥離、錆をとり再処理することにします。(って出来るのか?)

ちょっとおっかないので、押さえのワッシャでトライし、その後針を処理しました。
脱錆はナイス(サンポール)で。付いていた黒サビも無くなっちゃいますねえ。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

つぎに黒染め。
浮いた黒錆を拭き取りながら3回処理。そのご水洗いアルカリ洗剤で中和しミシンオイル塗布。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

まあええ感じにできたかな?というところです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

さあてスピンドルの動きをどう直すか・・・
なんて、構造を眺めております。スピンドルの動きを扇形の平ギアとピニオンで増速?して針を回転させる構造のようです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

スピンドルは左側に大きく撓んでいる棒バネで抑えられ測定圧を出しているようです。組み込まれているユニットは、どうもスプリングが組まれた3本のネジでフロートされているようです。右上の2本のスプリングは右下に有るローレットネジの抑えのようです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

ポンチ絵を発掘、こうしてみると臓物はユニットで取り出せる印象です。
スピンドルはボール軸受、油は入れるな構造のようです。
しかし、ここまでみてきましたが、この先バラす気力が出ませんでした。スピンドルのボールバラけたらどうする??なんてねえ。


Dr. Rick Roberts of Edelbrock

一応スピンドルは動くのですが、不具合はどこからきているのか?
ギア周り?、スピンドル?カンチレバー???
もう少し情報を集めんと危険と思い撤退であります。
ということで組み立てました。




Posted at 2022/11/18 11:49:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月15日 イイね!

自転車整備余話 パンク修理記憶の奥底

自転車整備余話 パンク修理記憶の奥底











何のこっちゃですが、GG話です。
リムのフレ取りをしていて思い出したことがあるのですよ。
何かと言いますと、幼少の頃の自転車屋さんの店先でのパンク修理の光景です。

幼少時インプットされた内容は・・・
バケツと上段が台、下段が箱になった木の箱を道端に並べ、タイヤの中から何か腸のような臓物を引っ張り出し、水を張ったバケツに沈めてプクプクと泡で穴を見つけて軽石か何かでゴシゴシして、薄いゴム板にノリを塗り、すこしフーフーして木の台の上で木ハンを使ってゴム板を臓物に貼りトントン叩いてくっつけるという光景。ずっと眺めていた記憶です。

で、今のオツムでちょっと引っかかる処が出てきたのですよ。
確かゴム板、チューブの切れ端を裁ち鋏でエッジを斜めに切り落としてパッチにしていたよなあ・・・
ゴム糊で貼り付けていたけどチューブとチューブを接着できるのか???と言う事なんですよ。
今的には、専用のパッチを使って修理するわけですが、昔々はチューブの切れ端でパッチにしていた記憶、本当に出来るのか?

チューブの切れ端を引っ張り出して実験してみますと・・・・
かなり強く接着されることがわかりましたよ。強く引っ張っても剥がれない。
丁寧に端末部分を薄く削ぎ落とせば接着で厳しい端末部の剥離応力が下がるので行けるんじゃね?というところ。
引き剥がすと材料破壊まではいかないようですが、両側にノリが残る。基材はブレーキクリーナーで汚れを落としただけ、ヤスリで荒らしておけば機械的な接合も期待できるなんて。
タイヤチューブもパンク修理に使えなくもない印象です。なので、昔はこんな感じでやっていたのでしょうね。

では、現在のパッチはどうなっとるのか?これも調べてみました。
専用のゴムのりとパッチを合わせて使うとゴムのり部分の加硫が出来るそうな。
3次元に架橋された本当のゴムになるように出来ているようです。
昔は、ホットパッチなるものもありましたよねえ。これは熱でパッチを加硫するタイプでしたね。

というところで、パンク修理。
きちんとした修理キットを使えばパーフェクトですが、応急的にはチューブパッチも昔は使っていたというお話でした。(笑)

Posted at 2022/11/15 10:13:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | Moto and Bicycles | クルマ
2022年11月13日 イイね!

宮田ミキスト徘徊号 仕上がる

宮田ミキスト徘徊号 仕上がる









宮田ミキスト徘徊号も仕上がりましたよ。
前後のハブやインター3変速機まわり、まあまあの線でオーバーホール完了であります。

まあまあの線とは、乗った状態で変な感じがしないという程度、ベアリングのゴリ感も足には伝わってこないので、良しとした状態。本当はベアリンング玉を変えたほうが良いところもあるのですが、当面は頑張ってくれるかというところであります。ロードの様に突き詰めたメンテではないです。(笑)

マアとは言え、エアを高めにセットし乗り出すと雑音も消えスムースに走るので気分は良いですね。(タイアが妙に白光りしてるのはタイヤ(シュワルベ マラソン)に貼られたリフレクターの効果です。)

メンテ最大の改善点は、両手放しで走れるようになった事であります。
すこし曲がっていたフロントのアクスルを修正したり、リアホイルのアライメント(かな?)それからリムの振れ取りをしたのが効いているようにかんじましたよ。


Posted at 2022/11/13 09:08:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | Moto and Bicycles | クルマ

プロフィール

「スイッチ なんちゃって修理 http://cvw.jp/b/469643/48790349/
何シテル?   11/28 21:18
皆様はじめまして。オートバイやら車が好きで、我がバーキン号は育成14年になりました。DIYでどこまで理想に近づけるかがプロジェクトとなっています。宜しくお願いし...
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