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73sevenのブログ一覧

2023年01月24日 イイね!

「機械の素」芋虫歯車? 

「機械の素」芋虫歯車? 












今更ながらであります。
芋虫歯車という言葉を知りましたよ。

東大の教授で在らせました浅川権八という方が明治の末頃出版した「機械の素」という本の説明に載っていたギアの呼称であります。
明治45年の本にはWormと記載され大正時代の本に芋虫歯車と説明されています。

ウォームギアの事なんですが、幼少、鉄道模型HOゲージのギアから始まり工作等々に使っとりましたがウォームって呼び方、何の疑問も抱かずに「ステアリングのギアってウォームを使ったものも有るんだぜっ」というところまで使っとりましたよ。
ワームだったんですねえ。(笑)

当時の説明は以下。欧米の技術を吸収していた時代の本なんでしょうね。

芋虫の一回転は芋虫歯車 2 の歯一枚(普通設計のもの)を送るにより両者の回転速度甚だしく相違す。本図に示すものは両者の接触面小にして且接触運動長きにより摩擦作業大にして不利なり。この種の機構は一般に 2 が 1 を廻すこと能わず。軸 1 が軸 2 と直角ならざる場合にも本機構に似たるものを作り得。之を食違い芋虫(スキュワーム)と称す。
(イモムシって言い方、面白いと思うけど、何で使われていないのかなあ?)

浅川権八
機械の素
https://dl.ndl.go.jp/pid/846459/1/1
Posted at 2023/01/24 10:53:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月22日 イイね!

ドアパンチ的な凹みの修理?

ドアパンチ的な凹みの修理?









ドアパンチ的な小さな凹みを修理してみました。
何をやらかしたかと言いますと、プレス作業をグイグイしている時に、アルミの押し棒が弾け、銀ガエル号にバチンと当り凹みを作ってしまったのですよ。(少し棒が斜めっていたのを放置したのが運の尽きです。)

で、リアドアのパネルなので手が届くであろうと修理開始。
凹みの状態は小さなドアパンチ位ですかね。(スジ、左から8本めぐらい)
棒の端っこが当たったので2箇所凹みと傷があります。これをなんちゃってデントリペアする作戦です。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

まずは、トリムを外し、パネルの裏側から凹み(いや出っ張り?)を確定します。
鉛筆を半割し芯を出したたものでパネルを擦ると出っ張ったところが見えてきます。
やはり、2箇所見えてきましたねえ。微妙に縦な出っ張りというところ。(角棒が吹っ飛んだからなあ)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

ドアパネルって鉄板の厚さが0.65mmぐらいと薄いので、デントリペアは意外に簡単と思います。まずはセロテープで黒くなった出っ張り部分をカバーし、歯ブラシの肢?でつくった推し棒でグイグイと手で押す・・・・
テープでカバーしておくのは、グイグイ作業でマークした部分がボケたり消えちゃう事を防ぐのと、押し棒の滑り防止、塗膜の保護みたいな事を考えてと言うところ。(笑)押し棒の先端は60°くらいに尖らせています。(って、ここは色々工夫してというところですね)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

しばし、虎縞シートを見ながら(寒さにも耐え)グイグイ。
どうにかラインも綺麗になってきました。(左から17本めぐらい)
塗膜の傷は後でタッチアップですね。


Posted at 2023/01/22 09:37:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | Garage | クルマ
2023年01月20日 イイね!

マーチ12SR フロントサス異音改善

マーチ12SR フロントサス異音改善









マーチ12SRフロントサス周りのギシギシ音対策をやっております。

だんだん分かってきたのがフロントサスを支えているサスペンションメンバー(サブフレームとか言っとるやつ)はボディモノコックにラバーブッシュで取り付けられていて路面の振動等でそもそも揺れる構造になっているということ。

なので、車体のどこかに触れていると擦れて音が出ちゃうし、ブッシュがヘタってれば下のステイと擦れるぞっと言う事です。
そもそも、サスメンバーをラバーで車体から浮かす目的は音振(NVH)対策を考えてのことだとは思うのですが、経時的な変化を見切れなかった印象ですねえ。

構造はルノーと一緒に設計したと思われ、ルノーのClioもほとんど同じサスメンバーを使っとる様です。
ついでに脱線ですが、車体構造を見るとエンジンもこのメンバーには取り付いていなく、ボディのサイドメンバーで吊られているといえる感じ。
部品をサブで組み、車体前からガサっと取り付けるのはルノーの文化ですかね?。(笑)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

で、我が銀ガエル号、サスメンバーのゴムブッシュのヘタリか?下に取り付くステイとの間隔が詰まって音が出ていたという見立てであります。(ご老体ですからねえ 笑)
対処としてブッシュの周りにラバーのスペーサーを入れてみたわけですが、今度はゴム音が出てラバーが切れてしまうのでは?とかグリスで音が消えるか??
なんて事が気になってきました。

とりあえずスペーサーを外してみると擦れもなく、しばらくは持ちそうであります。シリコングリスを塗ると音は少なくなりました。
こんなことから、方向性が見えてきましたので、応急的ではないゴムスペーサーを考えたいと思います。(物から教わるエンジニアリングであります。笑)

Posted at 2023/01/20 10:34:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | くるま雑記帳 | 日記
2023年01月18日 イイね!

K12SR フロントサス異音

K12SR フロントサス異音











12SR 我が銀ガエル号、フロントサスからの異音問題、快方に向かったと思ったのですが、まだ微かに聞こえる時があるのですよ。
40Km/hぐらいのスピードでは出ないのですが、低速で左からクックックッと音が出るのですねえ。

直っとらんなあ。
ということでフロントサスメンバー周りをチェックしました。
メンバーと下に付いとるメンバーステイが干渉して音が出ているという事例もあるようなので、ひょっとするとメンバーのブッシュが悪さしているんじゃないかと考えたからです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

注目したブッシュは、メンバーの後ろ側にこんなものが圧入されているようです。
前側もブッシュが付いているアッパーリンクで車体に固定される形になりますので、サスメンバーは車体に対してゴムで浮いとる感じになっとるとも言えるわけで、振動で微妙に動く。なので軋み音が出やすい感じですね。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

ステイを外しました。
車体下に潜っての作業、力が入らずチョット難儀でしたがどうにか外せました。
サスメンバーセンターにジャッキを入れた状態では、メンバーとステイはクリアランスがあるのですが・・・

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

よ〜く見ると、左側に円弧型の光っているところが見つかりました。
ブッシュを圧入する部分の外周が当たっているようです。
なあるほど、ブッシュのたわみでメンバーが下に下がると当たってクックッ音を出している感じですねえ。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

ということで、メンバーのパイプ部分にC断面のラバーを接着して様子を見てみました。今度はゴムの音がする。(笑)
この部分、パイプの厚みがないのでゴムを挟んでも潰れてしまう心配。
なので耐久性を持たせるように考えないといかんようですが、一歩前進した印象であります。
高さ方向をもう少し支えられる様にブッシュ作り直しですね。
Posted at 2023/01/18 20:48:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月15日 イイね!

PP樹脂の溶接?

PP樹脂の溶接?









刈払機の防護カバーを溶接修理しました。

PP(ポリプロピレン)樹脂製の防護カバー、酷使を重ねていたのでカッターの刃でズタボロになっとったのですが、PP樹脂なれば溶接で修理ができるだろうとトライ。
ハンダゴテで溶かしながら付けていくのですが、車の内装部品やクリーニング屋さんのハンガー等々PP樹脂部品をカットし溶加棒として使いました。
樹脂を溶接するには同じ材料を使うのが鉄則であります。
長年の経験から部品がPPであろうと読んだわけ(ウソツケ)でありますが、今的な部品であれば裏側に>PP<みたいなマークが入っとりますので材料の判断はつくと思います。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

デカく切られてしまった部分は、当て板を切り出してまず溶着、その後に肉盛り溶接していきます。母材と溶加材を溶かし合わせるのがキモですのでしっかりと混ぜ込みます。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

PP樹脂は200〜250℃位でいい感じに溶けますので、ハンダゴテを使って溶かしながら肉盛りしていきます。
白や黒の端材を使いましたので色は不揃い、仕上がりも凸凹ではありますが刈払機の防護カバーであれば、まあOKかな?というところであります。

樹脂材料の接合について付け加えますと
PP、PE樹脂は接着では強度が出ないので溶着が良いと思います。(しかし綺麗にするのは難しい)
POMも接着ができない樹脂です。
ABSやポリカ、アクリルは溶剤接着(塩化メチレン)がよいとおもいます。

Posted at 2023/01/15 15:48:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | Garage | 日記

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「AIに注意してみた。 http://cvw.jp/b/469643/48660057/
何シテル?   09/17 11:47
皆様はじめまして。オートバイやら車が好きで、我がバーキン号は育成14年になりました。DIYでどこまで理想に近づけるかがプロジェクトとなっています。宜しくお願いし...
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