FCCtracのアダプターが形になったので、ガレージで精度チェックを始めました。
検査用にでかいダイヤルゲージを引っ張り出し、取り付けたマグネットスタンドを定盤上でソロ〜りと抜き出したり測定する訳ですが、レバーがうまく動かず、ゴリっているのですよ。毎回スタンドを動かすのに神経と腕のパワーが必要になって、ゴリっている操作感に耐えられなくなっちゃった。
どこぞの製品かわからんのですが、吸着力は確か60Kgぐらいあって、磁石は結構強力、ダイヤルゲージの測定子を微妙な処にセット、左手でマグネットスタンドを力いっぱい押さえつけ、右手でこれまた力を入れてゴリったレバーを倒す。ってな作業を毎回繰り返す訳です。
ちょっと熱くなって来て、こりゃマグネットスタンドを分解チェックしておこうとなった次第。
構造的には簡単なはずで、前側の表示板を剥がせばレバーを抑えるプレートがねじ止めされていてこれを外せばレバーと磁石が抜けるという処なんですが・・・・
わが、無骨なスタンドはレバーの抑えプレートがなく、どうもピンで抑えている様なんですねえ。 ピンはカシメでなく素穴にはまっているだけ。
どうも、木ハンの反動で呼び出す様な感じ。
で、片方は引っ張り出せたのですが、もう片方が磁力で出てこんのですよ。
コンコンをしばらく続けても出て来ない。だんだん気持ちも熱くなってコンコンしていると疲れますねえ。回るピンなのでドリルで揉みとる事も出来んだろうし、穴の中でウロチョロしているピンをさあてどう抜く?とカッカしているオツムで考えとりますと閃きましたよ。ヘンケルの瞬間で行けるか?と。(笑)
指先が震えん様に心しながら抜けたピンを潜っているピンに付けました。
しばらく待って、そろ〜りと引っ張り出すことに成功。めでたしであります。(笑)
中の構造は簡単。
超強力磁石のサンドイッチが入っているだけです。スタンドケースの丸穴に収まっているだけなんですが、削り粉が悪さをしてゴリっていた様です。モリブデングリースを塗って摩擦対策としました。
それから、レバーのホールドはピンを止め、ネジ式としておきました。
分解清掃の結果はどうかって?
レバーを動かす時の保持する力がそれほど要らなくなり、レバーのゴリ感も減って、イラッとしなくなった感じです。
(モノタロウのマグネットは片手でもレバー動くけど、これも頼りなさそうだしねえ・・・・ 笑)
Posted at 2023/08/29 10:06:59 | |
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