以前アイロン修理をした
体重計の液晶、表示の欠けがまた再発しました。
梅雨が明けて気温が高くなると日によって微妙に欠けが発生する。
配線をチェックすると接着部ではなく配線フィルムの動き方で導通が違ってくる印象もあり配線を交換すべえとなりました。
ググると良くしたモノで、配線フィルムはヒートシールコネクターと言う物でネットで購入出来ることがわかりました。LCDのライン数に合わせ1mmピッチ41ラインのフィルムを購入。
覚悟を決めて、いたんだフィルム配線を剥がします。
フィルム配線はPETフィルムにカーボン導線をプリントしエポキシ系弾性接着剤で貼る構造、カーボンに混ぜ込んだ金属粒子で合わせ目の導通をするのだとか。
https://www.threebond.co.jp/technical/technicalnews/pdf/tech47.pdf
で、剥離後の掃除はケトン系の溶剤が良いらしいということで、アセトンを用意しフキフキ。LCD側の電極が痛むか心配したのですが綿棒程度では傷まない様です。
(ガラス上の電極はうっすらと曇って見えます。)
ラインの貼り合わせ位置は綿棒先の上側に見える黒点で合わせる事ができました。
LCD下側ガラスの下に何やら透明テープがみえますが、ヒートシール裏面の保護用の様です。これも剥がし新しく保護テープと考えたのですが、LCDが取り出せず断念。購入したヒートシールについていた裏面保護紙を使うことに。
ヒートシールの長さを決め両端貼り合わせ部(3~4mm)を剥がして折り返して保護テープとしました。貼り合わせ部だけをハダカにする感じです。(笑)
貼り合わせは130°にコントロールしたアイロンを使いました。接着剤にはタック性が有るので位置を決めれば半固定でき接着作業はチョット安心です。
PETの熱シュリンク等が心配なのでアイロンの先端サイドを使って(3mm幅で押し付ける感じ)接着しました。
導通テスト
どうにかゾロ目の8が出ましたので成功かなと思います。めでたしめでたし。
Posted at 2024/07/23 10:33:26 | |
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