
種子島第3日目がやってきました。
本日は打ち上げ無しですが天気は快晴。
前もって予約してあった「宇宙センター見学」に行きました。
宇宙科学技術館が集合場所。
完全予約制です。
前は綺麗な海です
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ちなみに・・・宇宙センター敷地は東京ディズニーランド20個分。
アメリカのケネディー宇宙センターは種子島全部の大きさとか。
種子島宇宙センターは「世界一美しい発射場」と言われています。
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ツアーバス。宇宙っぽく無いです。
せめて運転手さんには宇宙服らしき服装してくれれば・・・
バスの中では美人のオネエサンがクイズを出したりロケットの説明などしてくれます。
いちばん近くに見える見学場所。おそらく1・5キロくらいか?
次に向かったのは「大崎第一事務所」という建物。
この中には打ち上げられなかった本物の 「H2Aロケット7号機」が
寝っ転がっています。
美人のオネ~サンが説明をしてくれます。
ここには、第1段メインエンジン「LE-7」のターボポンプ不具合のために
打ち上げが中止された、H-2ロケット7号機の実機が展示されています。
右側が、第一段目で長さ約31メートル。
左側に見えているのが第二段目で長さ約8メートル。
更に上に人工衛星を積むためのフェアリングがあり、下にエンジンがついて、
ロケットの全長は50メートルにもなります。
直径は4メートルもあり、
大型バスがすっぽり入ってしまう大きさ。
重さはなんと260トンもあるそうですが、その90%が燃料の重さで、
残りの10%がロケットの重さだそうです。
ロケットを打ち上げるための燃料は、液体水素が使用され、
空気がない宇宙で燃料を燃やすために、
着火剤として、液体酸素も一緒に使われます。
水素が−253度、酸素が−183度と非常に冷たく、
普通にしておくと蒸発してしまうので、
燃料タンクのまわりは断熱材で守られているんだそうです。
断熱材の見本を手にとって触ることができたのですが、とっても軽い。
発泡スチロールみたいなのですが、
ウレタンの一種でできているとのこと。
この断熱材、はじめはクリーム色をしているそうなのですが、
時間がたつと次第にオレンジ色になっていくそうで、
燃料タンク以外にも、ロケットの外側の部分に使用されているため、
日本のロケットがオレンジ色をしているのは、
デザインではなく、断熱材の色なのだそう。
エンジン部分
この茶色のタイヤ。なんだかわかりますか?
これは、大型ロケット組立棟からロケットを発射する射点まで、
組み立て終わったロケットをのせて移動させる
運搬台車『ドーリー』のタイヤです。
ドーリーにはこのタイヤが56本もついていて、
ひとつひとつのタイヤを独自に動かすことができるので、
例えば、蟹のように真横に動いたりもできるのだそうです。
組立棟から射点までの約500メートルの距離を、
時速2キロでゆっくり30分かけてロケットを運ぶドーリー。
道路に埋め込まれた磁石を使って遠隔操作されています。
このように、打ち上げまでの作業は、慎重に、慎重に行われています。
(一部 Another Trip なんでも探検隊の記事から引用)
ジイが一番目を引いたのはロケット結合部のネジ の美しさ
以前
「JAXA一の不良整備士ハイピーさん」から聞いていたお話が浮かんできました。
おそらく打上最終点検って簡単に考えてる方も多いと思いますが
規定トルクでボルトが締まってるてれば良いってもんではありません。
天候や気温、打上時間によってボルト等の締めつけを変えます
打上時 西から日が当たる場合、熱膨張を考慮して締付を変えたりします。
かなり微妙です。
どうです~芸術品でしょ!!
一本記念に外そうと思いましたが・・・「さわるな!!」と書かれていました。
打ち上げの無いときは「管制室」「打ち上げ場所」まで行くそうですが今回は
明日打ち上げなのでパスということで残念でした。
ガイドツアーの美人オネエ~チャン二人
胸の「JAXA」マークが格好良かったですよ~。
古くなったら頂戴ね~。
帰りがてら「鉄砲館」。

内部は撮影禁止
ここはOK
本物の鉄砲
今夜の食事は「井元別館」
種子島最後の居酒屋。
みんな美味しかったよ~。あんがとう~~~。
種子島の「醤油」は甘いので、それを知ってた娘は本土(?)から醤油持参してきました。
ほんとうに・・種子島の醤油は甘い!!
さて・・明日夜は打ち上げです!。
Posted at 2015/09/05 15:39:36 | |
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ロケット | 日記