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コペン爺のブログ一覧

2013年08月23日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-9

知っても得しないカメラ・写真教室-9










今日のお話は

撮影モードについて

コンデジの一部、デジ一眼では必ず有る機能が「撮影モード」

メーカーによって呼び方は変わりますが

「P」・・・「プログラムモード」
「S」・・・「シャッタースピード優先モード」
「A」・・・「搾り優先モード」
「M」・・・「マニュアル(手動)モード」

このうち「P」「S」「A」は俗に言う「オート」です。

--------------------------------------------

「P」プログラムモード

「シャッタースピード」も「搾り」もカメラによっては「ISO」もカメラ任せ。
という撮り方。
露出のミスは「露出補正」で修正する。

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「S」シャッター優先モード

「シャッタースピード」を撮る被写体によって(どういう風に撮りたいか)
自分で設定し「絞り」は「カメラ任せ」という撮り方。

詳細は後日・・・

--------------------------------------------
「A」絞り優先モード

「絞り」を撮る被写体(どういう風に撮りたいか)によって
自分で「設定」し 「シャッタースピード」は「カメラ任せ」
という撮り方。

前回の「被写界深度」でお話した「絞り」を参照してください。
「後ろをボカしたいか?前後までハッキリ写したいか?」
によって絞り値を変える。

--------------------------------------------

「M」マニュアル(手動)モード

「シャッタースピード」も「絞り」もその場の明るさによって
自分で任意に設定する方法。

よく勘違いするのが「ピント」のマニュアルと混同されます。
ここのマニュアルは「露出」が手動で決めるということです。

なぜマニュアルで撮影するのでしょうか?

それは「オート」で撮影すると「便利」ですが、同じ場面でも
「白い服を着ているか黒い服を着ているか」だけで露出は
変わってしまいます。(本来同じでなければならない)
例えば晴れた屋外で「鳥」の写真を撮る場合、同じ鳥でも地面の
黒い所に居る場合に露出を合わせて「オート」で撮影。
次の瞬間空に飛び上がった・・・そのまま撮影したら「超露出不足」
になります。

これを「M」で露出を合わせておけば、鳥は地面に居ようが
空に向かって飛ぼうが、両方は同じ明るさの下に居る限り
露出はどちらも「適正」になります。




「習うより慣れろ」です。
フィルムと違って「現像代金」がかかる訳ではありません。
昔の人は苦労しました(笑)


Posted at 2013/08/23 10:05:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月22日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-8

シャッタースピードと絞りの関係(被写界深度)

露出の基本は「水道と蛇口、バケツ」の関係で前回お話しましたが



要は「バケツが一杯」になったとき水が止まればOK!。

ということは・・・
「水流が弱くても、パイプ)の径が大きければ」OK
「水流が強ければ、パイプの径が小さければ」OK

ということにもなります。

つまり「適正露光」は一つだけではない!ということです。

シャッタースピードの基本はカメラにもよりますが

1/2000 1/1000 1/500 1/250 1/125 1/60 ・・・・と倍々の時間。

絞りは レンズにもよりますが

2.8  4  5.6  8  11  16  22  32

変な数値の並びですが(対数)1段ずれると明るさは2倍変わります。


つまり「シャッタースピード」1段変えるのと、「絞り1段」変えるのは同じ露出になります。


と言うことは・・・・
「シャッタースピードを1段早くして」「絞りを1段明るく」すれば同じ露出になります。

表で書くと



緑枠のシャッタースピード 1/125 絞り 8 のとき適正露光だとすると
左右の縦の関係も「適正露光」になります。

では写真では「何が」違うのでしょうか??

上の表の組み合わせで撮影してみました。



露出は同じですが、背景の「ボケ」が違います。

「絞り」が開いているほうが(数値が小さい)、後ろは「ボケ」ます。(被写界深度が浅いとも言う)
「絞り」が閉じているほうが(数値が大きい)、「後ろもハッキリ」見えます。(被写界深度が深い)

つまり「目的によって」「絞り」を変えることによって撮影します。

人物を浮かび上がらせて撮るような場合には「絞り」を開けて


手前から奥までピントを合わせたいときは「絞り」を絞って
(シャッタースピードが遅くなるので手ぶれ注意)


きょうは「被写界深度」のお話でした。

ではまた



Posted at 2013/08/22 10:00:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月21日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-7

知っても得しないカメラ・写真教室-7入射光露出計のお話

デジカメはフィルムに比べ「露出誤差」の許容範囲が狭いため
撮影には本来気を使います。
あとで補正をしても正しい露光のものとは同じにはなりません。

撮影モード「オート」「プログラム」ではその設計上誤差が出ます。
これは何故でしょう?
一つは今までお話してきた「とにかく「平均してある濃さ(18%反射グレー)」
より「白かったら黒くする」「黒かったら白くする」でした。

しつこいようですが(笑)

白いところが多いと


黒いところが多いと


<同じものを写しても同じにならない。

もう一つの原因は
「写そうとしているものをカメラの側から測っているから」

メーカーのHPより


写真は「光と影」を写しています。
だったら「写される側」で測れば、後ろの「白」とか「黒」に影響されないのでは。
ということで、よく「モデル」さんの撮影とかで「顔の前でパチッ」とやる「アレ」です。



この方法でしたら「白い服」「黒い服」で露出が変わるということは有りません。

使い方としては
1・・ISO(感度)をカメラの設定と同じにする。
2・・シャッタースピードを設定する。
3・・カメラに受光部(白いの)を向ける。
4・・ボタンを押す。
5・・画面に最適な「絞り値」が表示される。
6・・その「シャッタースピード」「絞り値」をカメラにセットする。

この場合「撮影モード」(後日詳しく)は「M(マニュアル)」です。

Mとは「手動」ということですよ(笑)。

バックに関係なく同じ場所なら同じ数値が表示され
カメラにフィードバック



外部露出計を一般の人は使うことはないでしょうから「露出補正」を
上手に使いましょう。

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フィルムには今でも天候の絵が描いてあり(例)

シャタースピード 1/250 のとき

快晴・・・絞り 16
晴れ・・・絞り  8
曇り・・・絞り  5.6
室内・・・絞り  2・8

と書いてあります。

同じ天候の下で撮影ならMなら空が多かろうが少なかろうが露出は一定です。
「オート」では露出がバラツキます。

ハワイとかで「高価なカメラ」で撮った写真より「写るんです」で撮った写真のほうが綺麗。
スキー場で「高価なカメラ」で撮った写真は顔が真っ黒、「写るんです」で撮った写真は「バッチリ」
よく聞き、見たお話です。

「写るんです」は露出計も無し、完全マニュアルの確かシャッタースピード 1/100 絞り8か5.6の固定(ISO400)。

たまには「オート」じゃなくてお遊びで「マニュアル」で撮ると面白いかも(笑)

ほんじゃまた・・・

Posted at 2013/08/21 06:37:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月20日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-6

知っても得しないカメラ・写真教室-6ヒストグラムについて

コンデジでも最近は「ヒストグラム表示」できるのもが出てきました。
一眼デジでは必ずこの機能は付いています。

名前は見ても「なんじゃこれ?」じゃないでしょうか?

デジタルカメラの写真データは、一つ一つの点(ピクセル)の集まりで構成されています。
写真の中には暗い部分や明るい部分があります。
ヒストグラムとは、どれくらいの明るさの点がどれくらいあるかをわかり易く示した表です。

一番左は真っ黒(照度0)で右へ行くほど明るくなり、
一番右は真っ白(照度255)となります。
縦の軸はその明るさの点がどれくらいあるかを示したものです。

では実際の撮影した写真とヒストグラムを見比べてみましょう。

標準露光



画像の中の「黒い(暗い)ところ」から「白い(明るい)」ところまで綺麗に「収まって」いますね。

では露出不足の写真では・・・



ヒストグラムでは左側(「黒い(暗い)」ほうにグラフが寄っていますね。
本来「白い」部分も写っている筈なのにグラフでは「右側」にデータが出ていません。
これが露出アンダーの場合です。

この場合「露出補正」を +1.0 にすれば標準になります。
(意図的に -1.0 で撮影したので)

では露出オーバーでは



今度はアンダーとは逆にグラフが右側に寄っていますね。
本来黒い部分も写真の中には有るのにグラフには殆ど出ていません。
これが露出オーバーの場合です。

この場合「露出補正」を -2.0 にすれば標準になります。
(意図的に +2.0 で撮影したので)

暗い部分が多い被写体では当然左側に偏りますが白い部分が有れば(小さければ別ですが)必ず白い所にグラフは立ちます。

液晶モニターは暗いところで見ると「コントラスト」がついて「綺麗に」見えますが適正露光とは限りません。
ヒストグラムで見ると「露出不足」ということがよく有ります。

撮影する画像・被写体によって「ヒストグラム」は同じにはなりません。
実際に撮影した「絵」と「ヒストグラム」の関係を「経験」で覚えていくことが大事だと思います。

撮影してみて、ヒストグラムを見て、露出が偏っていたら、「露出補正」をしてまた撮る。

そのうち・・・こういう場合は・・・露出不足になる・・・というのが撮影前に分かってくるようになります。

ほんじゃまた・・・
Posted at 2013/08/20 09:27:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月19日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-5

測光方式について

「オート」が「万能・万全」で無いことは理解頂けたと思います。
車で言えば AT車の「D」でしょうか?
スピードが上がるごとに「ギア」が自動で入れ替わりますが
下り坂などでは手動で「2」とかにしますね。
「AT」と言っても「オート」ではないですね。

「オート」で露出を間違える、そもそもの原因は
「カメラが撮影者の意図を理解出来ない」

ことにあります。

カメラの測光方式は
「反射光式露出計」
と言って、
レンズを通して入ってきた光を測って(TTL測光)
結果18%反射のグレーになるように
「シャッター・スピード」「絞り」「ISO」を調整します。
一眼デジでは、測光の際に
「全面測光」するか
「中央部重点」にするか
「スポット測光」にするか

選択することが出来ます。



「全面測光」は文字通り「入ってきた光を全部測光してグレーにする」
「中央部重点」は、撮影する人は「撮りたい物」は中心部にするだろう。という考え。
「スポット測光」は本当に中心部だけを測光。

と色々考えてカメラは作られてますが、どれも不完全です。

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コラム

最近の「ミラーレス一眼」とか「コンデジ」「スマートフォン」では「デジ一眼」よりある意味
進んでいる機能があります。
その一つが「顔認識」。
「顔」を認識して、そこに「露出」を合わせる。
まさに「カメラが撮影者の意図を認識している」とも言えます。

がっ・・・・
これでも問題はあります。
カメラは「日本人の平均的な顔の濃さ」に露出を決めます。
では化粧をした「舞妓さん」を撮ったら・・・顔が黒くなります。
「黒人の方」を撮影したら・・・顔が白くなります。
それでは「黒人」と「白人」を一緒に撮ったら・・・・??

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では「オート」の撮影では露出を合わせることは出来ないのでしょうか?
方法としては「一つだけ」ありますが・・・現実的では無いので省略いたします。

次回は「入射光式露出計」のお話を・・・


Posted at 2013/08/19 06:33:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記

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