ウイッシュのこと

先週の日曜日に、ウイッシュに乗って家族で買い物に出かけたのですが、何やらディーゼルエンジンのような「カラカラ」という音がどこからか聞こえてきました。しばらく乗っていても収まる気配もないし、かすかな音だけれども確実に音がするので、買い物に行かずに、ウイッシュを買ったネッツに行先を変更しました。

ネッツのメカニックを同乗させて音を確認してもらって、状況を見てもらったところ、異音の場所はミッション（CVT）だということ。ひえ～！プリメーラじゃなくてウイッシュでCVTかよ、とちょっとショックでした。さすがトヨタネッツ、見積もりがすぐに出てきました（笑）

内容は、リビルド品の部品代（20万円近い）とその他工賃で40万円近い費用になっていました。これだとP12プリの程度のいいやつが買えます（笑）　そうこうしているうちに、担当の営業マンがやってきました。しばらく話をしてから一旦席を離れて持ってきたのは、ウイッシュとプリウスとプリウスαの新車見積もりでした。

どうしてこうなっちゃったのかな、と悩む暇もなく営業からの畳みかけるような攻撃に耐えて、一旦ディーラを後にしたのですが、その夜営業マンがやってきて、さらに精度を上げた見積もりを持ってきました。人を口説くには、相手に考える余裕を与えないというやり方の見本のようです（笑）　結局新車を買うことになりました。

今回の故障については、色々反省するところがあります。

・故障が疑われるからといって、正直に診てもらわないこと
　→何食わぬ顔してディーラーで新車購入の見積もりをしてもらえば、下取りのウイッシュの見積もりが故障車扱いにはならない（笑）
・別の下取り業者に売る
　→これも、故障を診断してもらう前ですね（笑）

で、CVTから異音がするのは事実なので、多分しばらくして壊れると予想されますが、ひょっとしたら壊れないかもしれないのです。なので、壊れるのを覚悟してしばらく乗る（そんなこと言ったって、気持ち悪くて乗れたもんじゃありませんが）という選択肢もあります。ま、その場合は色々と問題がありますが。

そんなこんなで、6年と4か月のウイッシュとの生活も、新車が来た時に終わりになります。ウイッシュみたいな万能なクルマはとても重宝しました。その気になればワインディングを飛ばせるぐらいの重心の低さ、普通に乗用車として使えるし、いざというときに7人乗りになるミニバン的な使い方ができます。こんなクルマなかなかないですね。