ふと思いついたので、認知症になる前の備忘録ということで書き留めておきます。Eddie Bauerというファッションブランドについてのお話です。
ワタシはもともとEddie Bauerを知りませんでした。とあるアウトレットモールに行ったとき、何か買う目的がある訳でもなく、ふと見つけたお店に入ったことが出会いになります。正確な日付は忘れましたが、2000年の初夏だったように思えます。
当時、そのアウトレットはEddie Bauerのお店で行き止まりになっていました。ようするに隅っこにあったのです。アウトレットモールはその後拡張して、当時の5倍ぐらいの大きさになっています。当時はまだそれほど大きくなかったので、隅から隅まで見て回ったのでしょう。中を覗くとごく普通のカジュアルっぽい品揃えが見えました。お店では、当時だけだったのか、その後やっているのを見たことがありませんが、1点で10%off、2点で20%off、3点で30%off、4点で40%off、5点で50%offというセールをやっていました。
これはすごいたたき売りです。例えば2,000円のTシャツを1枚買っても1,800円ですが、5枚買っても5,000円にしかなりません。迷わず大人買いをしました。これがEddie Bauerを着始めた瞬間です。そのときの店員さんは、当時の店長さんだったらしい(後日談)のですが、とても気さくでフレンドリーな応対でした。Eddie Bauerの店員さんは、そう教育されているのか、おしなべてフレンドリーな人たちです。気取らずに、お勧めやそうでないものを教えてくれます(笑)
それ以来、21年もの間、初めのうちはほぼ毎月、最近は年に数回という頻度になりましたが、欠かさず定期的に通ってきました。お陰で店員さんには顔を覚えられるし、当時の副店長さんと飲みに行ったこともありました。そんなEddie Bauerが
日本から撤退するというニュースを聞いたときは、とても衝撃でした。でもね、買い過ぎた反動で、しばらくは服を買わなくても全然大丈夫なほど、クローゼットが服で溢れかえっていました。いつかどこかのタイミングで、こういうことでも起こらない限り、服が増え続ける状態でした。いい頃合いだったのかもしれません。
アウトレットの中のお店も、一度場所が変わりました。最初のお店の方が若干広かったように記憶しています。扱っている商品が幅広いうえにリーズナブルなので、今も着ている服の90%はEddie Bauerのものになります。綺麗目カジュアルから本格的なアウトドアまで、様々なラインがありました。特に
気に入っていたのはアウターで、いったい何着あるのか数えていませんが、20着以上あると思います。
パッチを付けたこともあります。これがまた丈夫なんです。副店長さんと飲みにいったときにも、なかなかヘタらないということで、処分するのに躊躇するという話で盛り上がりました。Tシャツも良く調べていませんが、10年以上選手のアイテムがタンスの中にいっぱい詰まっています(笑)
そんなこんなで、閉店間際にもオンラインストア含めて大人買いをしているので、値札の付いたものもまだあります。日本に再度返り咲くか分かりませんが、多分死ぬまで着ることが出来るでしょう。そんなブランドです。どんな年代の人が着てもそれなりにさまになるのも、このブランドの特徴です。じじいになって死ぬ間際まで、あまり違和感なく着ることができそうです。
今までありがとう、Eddie Bauer!! そしてこれからも。
Posted at 2022/06/25 23:08:43 | |
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